【NO42】{制作中}

社会福祉学専攻の教育理念・ポリシー

修士課程

教育理念・目的

社会福祉学研究科は、現代の多様化、高度化する社会福祉や社会保障の課題に応えるべく、人権保障を基礎にして、社会福祉学や福祉環境学領域における実践、並びに社会福祉や社会保障政策の理論と歴史を研究することを通して、社会福祉領域の指導者として活躍しうる高度専門職業人、並びに広い視野を有する研究者を養成することを目的とします。

学位授与の方針[ディプロマポリシー]

修了時に以下の能力を身につけ、学則に定める学位授与要件を満たした者に学位を授与します。

<社会福祉学専攻>

①豊かな人間性と研究者としての幅広い教養を基礎として、ウェルビーイングの向上と人権擁護の視点から、地域社会の諸課題に対して、自ら積極的に向き合い、社会福祉学領域の指導者、研究者として活躍しうるための人権に配慮した研究倫理を身につけています。

②社会福祉学領域の指導者、研究者として活躍しうるために、社会福祉学に隣接する学問領域を含む広範で高度な専門知識・技能と、的確な情報を収集・分析し、問題を解決する能力を身につけています。

③社会福祉学領域の指導者、研究者として、諸課題の解決に向けて、論理的・批判的に思考し総合的に高度な判断ができる力を身につけています。

④社会福祉学領域の指導者、研究者として活躍しうるために、多様な人々とのコミュニケーション能力と他者への共感力をもって、健康・生活・環境および地域社会と福祉政策、ソーシャルワークの課題を解決するために主体的・協働的にかかわりリーダーシップを発揮できる能力を身につけています。

⑤すべての人々が生きがいを持ち、自由な選択によって豊かな生活ができる社会の実現に向け、 講義・演習などで習得した知識・技能・態度を有機的に関連づけ、新たな価値を生み出す創造的思考力と、自身の研究内容を社会福祉学の理論や方法論の中で位置づけ、研究テーマに即した論文が作成できる能力を身につけています。

教育課程編成・実施の方針[カリキュラムポリシー]

学位授与の方針に定めた高度な専門知識と課題解決能力及び社会福祉学又は福祉環境学に関する理論と研究方法を習得するために、以下の方針でカリキュラムを編成します。 なお、研究リテラシーや研究倫理に関する基礎的能力を修得するために、「社会福祉学・福祉環境学方法論専門研究」を必修科目として位置付けます。また、社会福祉学領域又は福祉環境学領域の指導者、研究者として活躍しうるために、隣接する学問領域での高度な専門知識を取得することができるように、より多くの講義科目を履修できるように配置します。

<社会福祉学専攻>

社会福祉学の理念・歴史および実践と政策に関して基礎的でかつ幅広い知識に裏打ちされた専門的な研究能力を育成するため、専門的講義及び演習を体系的に配置します。学生の研究テーマを考慮して、集団指導体制で、教育・研究を実施します。

入学者受入れ方針[アドミッションポリシー]

<社会福祉学専攻>

社会福祉学に関する基礎的知識(学部卒業程度)を有し、以下のいずれかに該当する者を受け入れます。

①大学において社会福祉学を学び、さらに高度な専門的能力の修得を目指す者。

②社会福祉学領域における研究を活かし、自らの研究能力、職業能力を高めようとする者。

③すでに社会福祉分野で職業人として活躍しながら更なる能力向上を目指す者。

④社会福祉以外の分野で職業人として活躍しており、社会福祉学を研究することにより、さらに新たな職業領域を開拓しようとする者。

⑤社会における福祉や環境に関する諸課題に関心を有し、自らの力で課題解決に取り組む姿勢と意欲を持つ者。

博士後期課程

教育理念・目的

博士後期課程は学問研究の場であり、新たな社会福祉学の創造・革新・発展を目指し、修士課程において修得した専門的な知識と研究能力を基礎に、さらに高度な理論的・実践的な教育・研究を行うこと、更には、社会福祉学領域における高度な調査・研究能力を持つ研究者、並びに高度な専門的知識と調査能力をもって地域の福祉分野で活躍する人材の養成を目的としています。

学位授与の方針[ディプロマポリシー]

本学大学院社会福祉学研究科博士後期課程においては、3年以上在学し、本学学則に定める単位を修得し、かつ、必要な研究指導を受けたうえ、博士論文を提出して、その審査並びに最終試験に合格した人に対して、以下の能力を修得したものと判断して、博士(社会福祉学)の学位を授与します。

1.上級専門管理職員を担い得る豊かな学識と高度で専門的な能力

2.地域における医療・福祉などの多職種・多機関をコーディネートできる能力

3.国際的・文化的視野のもとで環境・社会福祉的課題を調査・研究できる能力

教育課程編成・実施の方針[カリキュラムポリシー]

本学大学院社会福祉学研究科博士後期課程においては、学位授与の方針に定めた能力、および社会福祉学に関する高度で専門的な理論と研究方法を修得するため、以下のとおり教育課程を編成し、実施しています。

1.地球規模と地域コミュニティを貫通するエコロジカルな視点を共有しつつ、生活環境への実証的研究とウェルビーイングに基づく社会環境に関する調査・政策領域を、水俣学研究センターを介して配置します。

2.社会福祉学における理論・政策のより高度で専門的な調査方法・技法を修得・練磨し、オムニバス方式での複数教員による今日の地域社会における社会福祉学的課題の解決に貢献し得る講義を配しています。

3.博士論文作成への指導に関しては、主査・副査による指導体制に基づき、院生主体による定例の「研究例会」を開催しつつ、報告・討議を介する共同性を基に実践的・自主的な研究過程を整備しています。

入学者受入れ方針[アドミッションポリシー]

本学大学院社会福祉学研究科博士後期課程においては、入学前に社会福祉学に関する専門的学識を有し、以下のいずれかの高度で専門的な研究意欲のある人を受け入れます。

1.社会福祉に関する研究を蓄積してきた人で、さらに社会福祉学のより高度で専門性の高い調査方法や政策・理論を修得する意欲のある人

2.研究者として、社会福祉学の近接科目を専門としつつも、社会福祉学(社会政策・ソーシャルワーク)の高度で専門的研究に意欲のある人

3.専門職の職業人として地域社会に寄与しているが、さらに社会福祉学に関する調査・研究を究めてより専門性の高い領域で地域社会に貢献したい人

なお、入学者選抜については、博士後期課程における研究が滞りなく遂行できるかどうかを確認するために筆記試験や修士論文の審査を行い、上記1から3に関する興味・関心等を確認するために面接試験を実施します。