熊本学園大学ボランティアセンターとNPO法人チャルカ・ジャパンが主催するスキルアップセミナー「子どもとの絆が深まるコミュニケーション力」を9月29日（金）に開催します。

　スキルアップセミナーは、本学ボランティアセンターが対人スキルの向上やボランティアの普及・啓発などを目的に開催しているもの。3回目を数える今回は、ボランティア活動で子どもたちと触れ合う機会の多い学生や教職員、子育て中の地域の方を主な対象とし、子どもとの絆やコミュニケーション力をより深めようと企画したものです。

　第一部では子どもの思考や発達凸凹など、子育てにまつわる心理学について、心理発達・能力開発研究所所長の内海義彦氏を招いての講演を予定しています。第二部ではエゴグラム（性格診断テスト）を使った自己分析や子どもへの対応のノウハウなどを学び、コミュニケーション力の向上をめざします。

　本学では2016年4月の熊本地震直後から学内に避難所を開設し、一時は760名にのぼる地域住民の方々を受入れ、学内外で多くの学生ボランティアが精力的に活動しました。同5月28日に避難所を閉所したあとも、地域で活動を継続する学生・教職員の支援を目的に、6月にボランティアセンター準備室を開設。2017年1月に正式にボランティアセンターへ移行しました。子どもから高齢者まで人道支援を行うNPO法人チャルカ・ジャパンとは、熊本地震への復興支援活動や2017年7月に発生した九州北部豪雨後の災害ボランティアでの連携をきっかけに、今回のスキルアップセミナーの共催が実現しました。

　地域のみなさまのご参加をお待ちしています。