

今日の経済活動は、ヒト(人材)・モノ(商品)・マネー(資金)・情報といった経営資源を基礎に、商品やサービスを創造し、消費者ニーズを満たし、利益を得るための組織=企業で成り立っています。それぞれの企業の成果は、ますますグローバル化するマーケットが判定します。すぐれた成果をあげるために企業と個人は何をすべきなのかを体系的に学ぶのが「商学」なのです。この商学を学ぶ上でのキーワードは「取引」と「マネジメント」です。

1954年の「熊本商科大学」誕生から半世紀以上の歴史と伝統を誇り、地元熊本や九州をはじめ、全国の様々なビジネス分野で活躍する人材を輩出しています。流通、金融、メーカーはもちろん、公務員や教職員、医療福祉関係、さらに税理士や公認会計士として独立している卒業生が多いのも特徴です。
商学部には、商学科と経営学科、そして2005年4月に開設したホスピタリティ・マネジメント学科の3つがあります。さらに2006年4月からは、商学科と経営学科から選抜された者によって構成される会計専門職コースがスタートしました。
商学科では、マーケティング、流通、金融など、商取引に関わる幅広い分野を対象に学びます。急速に変化する時代や社会において、現場に直結した知識と技術で世の中の動きや流れを的確に読み、臨機応変に対応する力を身につけます。商学の柱ともいえる簿記、グローバル化する時代に対応すべく英語を中心とした外国語科目にも力を入れています。
経営学科では、目標に向けてヒト・モノ・マネー・情報を効率的に組み合わせる「マネジメント」を体系的に学びます。経営理論と共に、簿記やコンピュータなど実践的なトレーニングも重視し、ビジネスの基礎から応用まで多角的に学びます。第一線で活躍する起業家を講師に招くベンチャー起業論など、ユニークかつ実践的な科目も特徴のひとつです。
ホスピタリティ・マネジメント学科は、商学の知識・技術に加え、『おもてなしの心』を持った人材を育成する全国初の学科です。先進企業の間では、従来のマニュアル型サービスからホスピタリティの精神を大切にした応対へとシフトする、新しい動きが広まっています。これは、ホテルや航空会社など、いわゆるホスピタリティ産業にとどまらず、金融、保険、流通など、あらゆる業種において求められている要素です。こうした時代のニーズに応えるべく、本学科ではビジネスとホスピタリティの両面を基礎から徹底して学び、即戦力となる幹部候補生を養成します。
会計専門職コースは、税理士や公認会計士といった会計のプロをめざす人たちのために設けられています。1年次から4年次まで一貫したプログラムの下で、企業経営と会計・税務の知識や技術を身につけることができます。

日々めまぐるしく変貌するビジネスの世界。激変する社会構造、多様化・複雑化する企業活動、ボーダーレス化が進むマーケット。このような状況をふまえ、商学部では、ビジネスの現場に必要とされる「読み(読解力)」「書き(表現力)」「そろばん(データ処理能力)」の基本スキルに加え、語学力と情報リテラシーが身につく教育を展開。グローバル化・高度情報化の時代に必要不可欠といえるコミュニケーション能力に磨きをかけます。また、基礎的な知識と技術を身につけるだけでなく、それらを自在に操るための応用力を養うことも重視しています。今日の企業活動と市場動向を的確に捉え、商取引にまつわる企業内外の人々の行動や心理、諸問題などを分析・解決へと導くために、基礎的なスキルだけでなく創造力や提案力など、一人ひとりの潜在能力を引き出します。
商学は、時代の変化を最も敏感に反映する“生きた学問”です。地域や企業だけでなく、家族・友人関係、サークル活動、アルバイトなど私たちの普段の暮らしの中でも、ヒト・モノ・マネー・サービスが飛び交い、「取引」という商学の視点から捉えることができます。商学の世界は、人が社会生活を営む上で欠かすことができないものです。多様なビジネス形態・市場の仕組み、損益判断に不可欠な簿記・会計、今後ますます活性化するIT活用など、あらゆる業種の根底を支える商学のフィールドを、充実した教育システムとカリキュラム編成によって広く深く身につけます。地域社会が求める人材育成の場として、伝統にとらわれることなく新しいチャレンジを続けています。

[1]基礎能力の向上
商学の基礎をマスターするために、1年次には全学科共通で「入門6科目」を学びます。商学の柱ともいえる流通・金融・会計学・経営学・情報処理・簿記を基礎科目に取り入れ、2年次以降の専門的な世界へ入りやすいように工夫しています。さらに、教養科目、英語を中心とした外国語、ビジネスマナーなどにも力を入れ、基礎能力アップを図ります。
[2]専門知識の修得
2年次以降は、1年次に学んだ商学の基礎知識をベースにより専門的な知識を身につけていきます。商学科では流通論・金融論・財務会計論、さらに株式会社簿記・工業簿記などを学びます。経営学科ではプログラミング、マルチメディア論、コンピュータ実習など、コンピュータ活用能力を向上する科目が充実しています。ホスピタリティ・マネジメント学科では、オーラルコミュニケーション、福祉と会計、フードビジネス、ホスピタリティ企業戦略など、ホスピタリティをいかに仕事に生かすか専門知識を幅広く学びます。会計専門職コースでは、会計学、税法の専門的学習と税理士・公認会計士試験などの会計専門職に向けての受験勉強も始めていきます。また、3年次以降の就職活動に備えて、早い時期から様々な資格取得をサポートしています。
[3]問題発見・解決能力、コミュニケーション能力の体得
3年次からは「専門ゼミ」「応用科目」がスタートします。自分が興味を持ち、将来の希望に合うテーマを選び、指導教員のもとでより高度な専門知識・技術を修得。テーマを深く掘り下げる考察力、諸問題を解決する能力なども養います。また、商学部では独自にインターンシップ制度を実施し、地元の企業などを中心に就業研修を行います。学内だけでは学べない貴重なビジネスの世界を体験することで、より高度なコミュニケーション力や実践力を身につけることができます。これらの体験は就職活動にも生かされるでしょう。
活躍のフィールド
53年の歴史を誇る商学部では地域に向け知的資産を開放し、教育・研究の成果を広く還元することを目指しています。熊本産業界などの協力により、多くの商学部教員が地域活性化に向けた研究・開発に取り組んでいます。本学の魅力を知ってもらうために、地域の高等学校に学部教員が出向いて行う「出前授業」なども実施しています。そういった教員の活動のもと、本学部で商学を学んだ卒業生は地元熊本・九州の金融・保険・商社・メーカーはもちろん、関西、関東の上場企業においても第一線で活躍しています。税理士、公認会計士、さらには公務員や教員として九州各地の自治体や高校での活躍の幅を広げています。また、医療機関や福祉施設などにおいて本学部で学んだ会計や情報処理の知識を活かし、それらの組織の運営を担うなど、活躍の場が広がっています。
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【商学科】 |
高等学校教諭一種免許(商業)/司書・司書教諭 |
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【経営学科】 |
高等学校教諭一種免許(商業・情報)/司書・司書教諭 |
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【ホスピタリティ・マネジメント学科】 |
司書 |
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<学科共通> |
社会福祉主事任用資格/レクリエーション・インストラクター/(障害者)初級スポーツ指導員/ダンスムーブメント指導員受験資格 |
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