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高森田楽を伝承する絵本・商学部の吉川ゼミが制作

 商学部会計専門職コース・吉川晃史准教授のゼミ生が企画・制作した、阿蘇郡高森町の田楽文化の魅力を伝承する絵本が完成。高森町で子どもたちに披露しました。
 同ゼミと高森町は、町の財政状況についてゼミ生が聞き取り調査を行ったことをきっかけに、2015年から交流がスタート。町の主要産業である観光業を中心に、同町の活性化を目的とした様々な取り組みを進めてきました。

 昨年4月の熊本地震発生以降、高森町を訪れる観光客は約8割減少し、町外からの観光客誘致は依然として厳しい状況が続いています。
 吉川ゼミでは、これを機会に高森町内へ目を向け、かつては町の各家庭で親しまれていた田楽文化に若い世代が触れる機会が減り、田楽を知らない子どもたちが多いことに着目。高森田楽保存会の協力を得て田楽文化を学び、田楽の魅力を伝える絵本「でんが君たんじょう」 の制作を企画しました。絵本は、ストーリー・作画とも全編にわたり学生(絵・文 松本崚汰さん/経営学科3年 企画・脚本 沼亨晴さん/商学科3年)が制作しています。

 2月22日(水)、高森幼稚園で行われた絵本発表会には園児約70名が参加。ゼミ生の沼亨晴さん(商学科3年)が、絵本のキャラクター・高森特産のナス「ヒゴムラサキ」に扮して登場すると園児は大喜び。沼さんの掛け声に応えて「田楽たべたい!」「(田楽は)えいよう満点!」と大きな声があがりました。

 ゼミ生の浅野世樹さん(商学科3年)は、「絵本を見た園児の反応が良くて嬉しかった。田楽が各家庭で食べられなくなることは、高森特産の農産物の生産が減ることにもつながる。田楽を魅力を伝えることを通して、町の活性化に良い影響を与えたい」と話しました。完成した絵本は、今後町内の幼稚園や小学校で活用し、田楽文化の伝承に役立てられます。

学部   2017/03/07   広報室
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