飲酒事故の防止を考える飲酒事故防止講演会が開催されました

大学

2018.05.01

 第一部学生自治会厚生委員会が主催する飲酒事故防止講演会が4月25日(水)、本学12号館1222教室で開催され、学生331名が参加しました。この講演会は、飲酒、薬物などによる事故を防ぐための啓発活動として、同委員が毎年開催しています。

 開催の挨拶で学生部長の吉村純一教授は「急性アルコール中毒は大変危険です。本人だけでなく、その家族や友人なども辛く悲しい思いをすることになります。ぜひ飲酒の正しい知識を今日の講習会で身につけてください」と呼びかけました。

 今回は、精神科医で本学非常勤講師の下地明友氏が『大学生の飲酒「事故」防止の方法』をテーマに公演。下地氏は、急性アルコール中毒の搬送者数が、圧倒的に20歳代に多い現状に触れ、「アルコール」を摂取する際に中間代謝産物として発生する「アセトアルデヒド」が及ぼす人体への影響や危険性について解説しました。

 また、講演後5月1日より保健室で実施するアルコールパッチテストに関するチラシが配布され、興味深くチラシを手にする参加者たちの姿がみられました。お酒に強い体質か弱い体質かを簡易に確認できますので、学生の皆さんはこの機会を活用してください。(検査対象:本学生/日時:5月1日~。13時30分~16時30分/場所:4号館1階保健室/所要時間:15分程度)

SHARE: