長崎県立大学が本学フェアトレードカフェを訪問しました

交流

2018.05.28

 5月28日(月)、長崎県立大学地域創造学部の長濱ゼミ、石田ゼミ、奥山ゼミ、芳賀ゼミの2年生から4年生までの計52名が、『フェアトレードと震災について』をテーマとした4ゼミ合同の研修で、本学のフェアトレードカフェを訪問しました。一行が視察に訪れたのは、フェアトレードをテーマに2014年5月より本学の学生が主体となって運営する学内常設のカフェ。運営に携わる学生や活動をサポートする教員が対応しました。

 1421教室で行われた研修会では、カフェで提供しているコーヒーが配布され、カフェ委員長の諸岡美穂さん(英米学科4年)が設立の経緯やメニュー、カフェ運営以外のフェアトレードに関する活動について映像を交えて説明。また、フェアトレードの取組がさかんな韓国での研修について報告しました。続いて、顧問の中地重晴社会福祉学部教授から、カフェにおけるフェアトレードへの取組についての研究会やシンポジウム、および「SDGs(持続可能な開発のための2030アジェンダ※)と大学・地域社会」について話がありました。

 長崎県立大学の学生からは、韓国研修、経営状況、地域連携などについて質問が相次ぎ、熱気あふれる意見交換会となりました。

 長崎県立大学公共政策学科3年の谷岡七海さん(フェアトレードサークルSun light代表)は、「各大学が個々に活発な活動を行っていても限界があると感じている。大学同士が横のつながりを持ち、連携していくことができたら、活動の幅はさらに広がると思う」と今後の活動への期待について語りました。

 その後、一行はカフェを見学。思い思いに商品を手に取り、写真撮影をする様子が見られました。

※2015年9月の国連サミットで採択されたもので、国連加盟193か国が2016年~2030年の15年間で達成するために掲げた目標

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