大学コンソーシアム熊本「夏の江津湖 湧水清掃」に参加しました

地域

2018.07.14

 7月14日(土)、大学コンソーシアム熊本主催の恒例行事である「夏の江津湖 湧水清掃」が行われました。この行事には加盟機関である県内の大学、短大、高等専門学校から毎年多くの参加があり、特に今年は昨年の170名を大きく上回る総勢300名の参加がありました。本学からは学生と教職員の24名が参加しました。

 今回の清掃作業は開催前週の豪雨の影響も一部残るなか、また連日の猛暑日が続くなかでの実施となりました。当日は朝から好天に恵まれ、強い日差しと湿度が高い環境で作業が行われました。開会式の後、参加者は公園サービスセンターの担当者から作業の注意点などを聞き、5つのグループに分かれて、割り当てられた区域で清掃作業を行いました。

 各グループは複数の大学の参加者で構成されていましたが、終始和やかな雰囲気で作業が進み、開催目的の一つである参加者間の交流が各所で図られました。慣れない作業も始まってしばらくすると要領を掴み、作業の連携も取れるようになりました。

 なかには水路に入り、岸辺の雑草の刈り取り作業を行う者や、除去された水草が積み上げられた重いカゴをごみ収集車まで運ぶグループなど、それぞれの役割に奮闘していました。また、頭まで水に濡れたり、泥まみれになった参加者もいましたが、作業終了時には生い茂った雑草や水草、散らかっていたゴミもきれいに撤去され、すっきりとした水辺になり、水の流れも見られるようになりました。

 清掃作業中にも家族連れや小中学生などが次々に訪れ、湧水で水遊びをしたり、木陰で休んだりと思い思いの休日を過ごしていました。参加者たちは江津湖が市民の憩いの場であり、自分たちの活動が地域の役に立っていることをあらためて認識しているようでした。参加した学生は「毎年この清掃活動に参加しています。暑さのなかで作業をするのはきついですが、他の大学の人とも話ができることは楽しいし、水辺がきれいになるのは気持ちが良いです」と感想を述べました。今回もそれぞれの思いを残し、真夏の恒例行事は1時間余りで無事終了しました。

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