日本税理士会連合会による寄附講座が開講しました

学部

2018.09.20

 9月20日(木)、日本税理士会連合会による寄附講座「租税の基本と税理士の役割」が開講しました。
 日本税理士会連合会では1995年から、税法に関する教育・研究活動を助成し、将来の租税教育を担う教員を養成することを目的として大学等で寄附講座を開講しています。本学では、同窓会志文会税理士・公認会計士支部ならびに南九州税理士会の推薦により、商学部・経済学部の学生を対象に2017年度から3年間開講することが決定しており、今年で2年目の実施。各回の講義は、本学出身の税理士が中心となって講師を担当します。

 講義の開始を前に、商学部の池上恭子教授が「この講義は、税金などの租税制度について理解を深めることで、健全な納税者意識をもってもらうことを目的としています。また、特に会計を学んでいる学生の皆さんには、講義を通して税理士の仕事についても詳しく知ってほしい」と挨拶しました。

 初回の講義は、日本税理士会連合会の西村高史 副会長が「税理士の使命と役割」をテーマに担当。学生、志文会税理士・公認会計士支部会員、南九州税理士会会員、学内関係者など約100名が聴講しました。
 西村副会長は、税をめぐる史実に触れながら税理士制度の沿革を解説。税務の専門家としての税理士の役割を説き、「専門家として税理士だけが行うことのできる業務がある。経営コンサルタントとしての仕事や顧客の困りごとの相談に応じることも日常的にあるが、やりがいのある仕事」とその魅力を語りました。
 

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