高大連携推進のための講演会が開催されました

入試

2018.10.26

 10月26日(金)、熊本ホテルキャッスルで、高大連携推進のための講演会が開催されました。
 高校との連携を強化し、教育活動をより一層充実させることを目的として、高校や学習塾の先生方を対象に教育等に関する情報提供を行うもので、今年で7回目。県内の高校や学習塾から約90名の教員、講師の方々にご参加いただきました。
 開会に先立ち、幸田亮一学長は「本学は、これからの日本、地域を支える人材を育てる大学であり続けたいと考えている。今後控える入試改革、教育改革へ向けて先生方とより一層の連携を強化・推進していきたい」と挨拶しました。

 講演会は、日本銀行熊本支店長の倉本勝也氏を講師に迎え、「最近の金融経済動向」と題して講演が行われました。
 倉本氏は、近年、大きな経済の動きの中で、教育が担う役割がますます大きくなっているとしたうえで、多様化する金融商品を例に「個人が安心して資産形成を行うためには、金融に関する知識、理解度を高めるための金融リテラシー教育が重要。高等学校の新学習指導要領にも金融関連の教育テーマが複数挙げられている」と説明しました。また、人材育成の面では、労働生産性が高く、社会で活躍できる人材を育てていくためにはインターンシップの充実などが課題としたうえで「学校と企業がシームレスに教育に取り組んでいくシステムが必要」と話しました。
 
 講演を終えて、参加者からは「変化の激しい経済社会において、これから教育に求められていることを具体的にイメージできる機会になった。こうした情報提供は大変参考になる」との声が聞かれました。

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