リーガルエコノミクス学科秋期講座2018が開催されました

学部

2018.10.24

 現役の裁判所職員3名を講師に迎え、リーガルエコノミクス学科主催の秋期講座が10月24日(水)に開催されました。14号館1411教室を会場に、約60名の学生が聴講しました。

 テーマは「裁判所職員の職務について」。冒頭に、熊本地方裁判所事務局より、裁判所で働く人の職種やその役割、業務の特徴などを紹介。続いて同裁判所書記官から、民事裁判における訴え、裁判、判決にいたるまでの流れや、そのなかで書記官固有の権限に基づく仕事について話がありました。その後、熊本家庭裁判所調査官から、少年事件への関わり方や学校訪問・家庭訪問といった調査の目的・目標など、一日の業務の流れとあわせた解説がありました。

 講座の最後には質疑応答の時間が設けられ、学生から積極的に質問が寄せられました。参加した小野桃佳さん(リーガルエコノミクス学科2年)は、「書記官が年間に担当する事件数が多いことなど、初めて知る内容が多く、参考になりました。裁判所の職員の方々が担っている仕事の重要性をあらためて感じました」と話しました。

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