平成30年度 留学報告会が開催されました

大学

2019.05.15

 5月15日(水)、図書館AVホールで平成30年度派遣交換留学生・短期交換留学生による留学報告会がありました。これは、学内関係者へ留学の報告をするとともに、留学を志す学生たちに帰国した学生の成果を聞く機会を設けることを目的に行っているものです。全学生を対象に毎年春と秋に2回開催しており、今回は50名を超える参加がありました。報告会では英語圏・アジア圏の6大学に派遣された10名から成果の報告が行われました。

 深圳大学(中国)での派遣交換留学(平成30年3月~平成31年2月)を終えた東アジア学科5年佐藤美都さんと4年島田萌さんは「中国の習慣や文化に対する理解が深まった。授業を受けていても実際の中国のイメージが湧かなかったが、留学したことによって、具体的になった」と留学の成果を語りました。

 続いてセント・メアリーズ大学(カナダ)に短期交換留学(平成30年8月~平成31年4月)した英米学科4年小田朋佳さんと小山恭佳さんは「完璧な英語を話そうとする必要はない。考えを柔軟にして気楽に話していくことが大事。また、帰国したときに自分がどうなっていたいかを明確にすることで、留学先で何をすればよいかの指針になる」と留学をめざす学生に向けてアドバイスを送りました。

 佐藤勇治国際交流委員長は講評で、「それぞれ留学期間や場所は異なるが、各自の成長につながる学びを得てきたことを嬉しく思う。この経験は、皆さんの無形の財産。今回の学びをさらに進化させてください」と激励しました。

 報告会に参加した学生の表情は真剣そのもので、メモを取りながら報告者の発表に耳を傾けていました。川上峻人さん(商学科2年)は「留学を経験することで、さらに充実した学生生活が送れそうだと感じた。私もチャレンジしてみたい」と留学に対する意欲が一層高まった様子でした。

 

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