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くまもと未来創造科目がスタート  「地域と流通」で鶴屋百貨店がゲスト講義

 2019年度から商学部商学科でスタートした「くまもと未来創造科目」の一つ「地域と流通」(担当:吉川勝広教授)の授業で7月2日(火)、鶴屋百貨店取締役・商品副本部長の畠中敬治氏を講師に迎えたゲスト講義がありました。

 「くまもと未来創造科目」は、「商学」の視点からビジネスに直結した学びを得られる授業として開設されたもので、地域企業や熊本県のプロスポーツチームをゲストに迎えた講義や企業体験(フィールドワーク)、企業の課題解決を考える「課題解決型学習(PBL)」などに力を入れています。なかでも、「地域と流通」は、地域における流通の現状や役割、まちづくりとの関わり方を学ぶ科目で、地域に根ざした小売の業態と最新事情を学ぶことを目的に、鶴屋百貨店によるゲスト講義を4回にわたり実施。初回(7月2日)は鶴屋百貨店取締役・商品副本部長の畠中敬治氏が、熊本の百貨店、流通業、ファッション産業の変遷や、桜町・熊本駅再開発と熊本市中心部商店街の展望などについて講義しました。

 畠中氏は、最近のファッション産業における低価格業態の不振の一方で、機能性のある商品の売上は拡大していることを指摘。人口減少はあくまでも売れない理由の一つであり、消費者の価値観の変化やインターネット販売の増加などさまざまな要因が挙げられるとし、従来のマーケティングでは通用せず、独自性のある売出し方が必要だと語りました。また、海外からの観光客が増加し、「日本の文化やライフスタイルに関心が寄せられている今だからこそ、世界を舞台にチャレンジすべき」と加え、学生を激励。さらに、1980年代から若者を中心に熊本のファッション文化が大きく発展してきたことに触れ、県民資質にあった商品展開の重要性などについても語りました。

 受講した衞藤大和さん(2年)は、「鶴屋百貨店の独自の取り組みについてもたくさん話を聞くことができ、興味深かったです。特に、エスカレータから屋外の景色が見える『ルックインエスカレータ』や店内でラジオ放送を見学できる『サテライトスタジオ』の設置に始まる“日本初”へのこだわりや、最近ではフィットネスジムの開業など、時代に常に敏感であることや、地域の人に認知を広げる工夫の大切さも知りました」と感想を述べました。

学部   2019/07/02   広報室
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