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第20期「DOがくもん」第3回講演会が開催されました。

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 熊本日日新聞社と本学が共催で開催している公開講座、第20期「DOがくもん」第3回講演会が、10月13日(土)、14号館「高橋守雄記念ホール」で開催され、作家の岩下尚史さんが、「伝統文化にひたる 粋に、みやびに」と題して、歌舞伎や能などの日本芸能歴史や楽しみ方を紹介し、約380人が聴講しました。

 菊池市隈府の出身である岩下氏は、新橋演舞場に入社し、新橋花柳界主催「東をどり」の制作に携わり、社史『新橋と演舞場の七十年』を編纂。また、2007年に『芸者論:神々に扮することを忘れた日本人』で第20回和辻哲郎文化賞受賞し、本格的な作家として活動開始しました。

 岩下さんは花柳界の話や、以前の菊池の生活などに触れ、「その土地々々に息づいていた文化は、その時代や地域により土地特有の味わいがあった」、また、「本来の芸能は儀式であり、神楽や能は年に一度神様が降りて来るのに合わせて神様のために舞うもの(奉納)。雅でとてもいいですね」。さらに、菊池の国重要無形民俗文化財に指定されている『御松囃御能』にも触れ、「室町時代からある伝統芸能で、菊池神社の秋季大祭で将軍木前の御能場で奉納しています。現在でも松囃子能をほぼ当時のままの形であるのは、地元の人たちがずっと守り続けているから」と、語りました。

 また、県近代文化功労者で喜多流能楽師の故塩津清人氏(1984年没)の生涯も詳しく紹介して、「生活のほとんどを加藤神社や藤崎宮の能舞台で過ごし、観客はいない舞台で神仏に奉納するために舞っていた」、「もともと芸能は神仏にささげるための神事であり、神への真剣勝負であった。誰かに見せるためのものでも、批評の対象になるものでもなかった」と説明しました。

 さらに歌舞伎の舞台についても、「以前の舞台には緊張感があった。名優と言われる役者はお客と息が合っていた。日本の農作業独特の息遣いである、息を詰める・吐くの間合いがあった。昨今は農作業をする人が少なくなったせいか、舞台の緊張感が薄れ、舞台で笑いが起こるようになっている。また、役者が客の顔色をうかがい演じる姿は嘆かわしい限り」と話しました。

 ウィットやユーモアを交え、熱心に語る様子に聴衆も話に引き込まれていました。

 

 

地域   2012/10/15   広報室
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