浜田知明作品展が開催されました。

2008.12.12

 11月8日から本学産業資料館で、浜田知明氏(元熊本短期大学教授)の銅版画21点、彫刻4点を集め「浜田知明展」を開催されました。開会セレモニーで浜田知明氏は「赤レンガでできた純朴な建築物で作品が展示され、この上なく喜びを感じています」と挨拶しました。

REAL 戦争・諷刺・ユーモア―ほんとうの事―
【日  程】 平成20年11月8日(土)~24日(月) 
【開館時間】 10:00~21:00
       (日曜日17:00まで 最終日15:00まで)
【場  所】 熊本学園大学 産業資料館(赤レンガ棟) 
 入場無料

浜田知明氏は、1917年熊本県御船町に生まれ、1939年に東京美術学校を卒業と同時に応召。1945年終戦により復員。戦後、色彩を捨て「白と黒」による銅版画を制作。人間を直視する画家の目は、戦争や社会にむけられ≪初年兵哀歌≫シリーズや、人間社会を諷刺やユーモアを込めて表現される作品を生み出していきます。1980年頃からは、彫刻制作による新たな展開をみせています。1993年に大英博物館、2008年にはウフィツイ美術館において展覧会が開催されました。国内はもとより、国際的にも高く評価されています。

■熊本学園大学と浜田知明先生  1967年に熊本短期大学(現 熊本学園大学)に教授として赴任され、19年間にわたり多くの学生の指導にあたられました。7号館の4階にあるアトリエには、大きな銅版画用プレス機が置かれています。銅版画制作の楽しさは、現在の学生に受け継がれています。

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