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第52回 経済データ ヨーロッパ編[top]

                         2004年9月30日更新
                         2002年11月29日発行
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国経館 経済学 メールマガジン                No.91
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みなさん,こんにちは.笹山です.
このメールマガジンは国際経済学科のメールマガジン「国経館」の1つとして,
国際経済学科のすべての学生に配信されています.

新聞によく登場する経済データのサイトを紹介します.今回はヨーロッパの統
計です.
マクロ経済学のメールマガジンとしてはNo.52です.

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【第91号】 経済データ ヨーロッパ編

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EU(欧州連合)は2002年現在15カ国から構成されていますが,ユーロ
(Euro)という共通通貨を使用し,欧州中央銀行(ECB:European Central
Bank)という1つの中央銀行の下で共通の金融政策を行っている通貨統合に加
盟しているのは12カ国です.後者のより緊密な通貨統合に参加しているグル
ープのことを通常「ユーロ圏(Euro-zone)」と呼んでいます.先進国からな
るG−7(Group of seven)のヨーロッパ諸国の中で,ドイツ,フランス,イ
タリアは通貨統合に参加していますが,イギリスは2002年現在参加してい
ません.

新聞の経済記事を読むときは,EU15カ国を対象にしているのかユーロ圏1
2カ国のみを扱っているのかを注意する必要があります.新聞で定期的に発表
されるEUの経済データは,ユーロ圏中心になっています.同時に,EUを構
成する主要国であるドイツ,フランス,イタリア,そして通貨統合には参加し
ていませんがイギリスの統計データも新聞ではよく取り上げられます.ユーロ
圏全体の動きとそれらを構成する主な国のデータには注意を払いたいものです.

(補足)ヨーロッパの統計を見るときは,小数点に注意してください.日米で
は小数点はピリオド(.)を使いますが,ドイツやフランスなどヨーロッパで
は主にカンマ(,)が使われます.失業率や物価上昇率などのデータには特に
気を付けてください.

■EU基礎知識
EU(European Union:欧州連合)通貨統合,最近の出来事
1992年2月7日  マーストリヒト条約(Maastricht Treaty)締結
1998年6月1日  欧州中央銀行(European Central Bank)設立
1999年1月1日  EU通貨統合11カ国でスタート
           ユーロ(EURO)が共通通貨
           ロンドン市場での対ドルの初値は1ユーロ=1.1685-
           1.1690ドル.1ユーロ=133円前後
2001年1月1日  ギリシャ通貨統合に参加.ユーロ圏12カ国
2002年1月1日  ユーロ流通開始
2002年2月28日 旧来の各国通貨流通終了.ユーロ1本化
2002年12月12日 中・東欧の10カ国加盟(2004年5月1日)で合意

EU加盟国数(2002年11月現在)15カ国の内訳
・最初の6カ国(1950年5月9日)
 ベルギー,ドイツ,フランス,イタリア,ルクセンブルグ,オランダ
 1951年 欧州石炭鉄鋼共同体(ECSC)設立
 1967年 仏,西独など6カ国が欧州共同体(EC)設立
・1973年加盟3カ国
 デンマーク,アイルランド,イギリス
・1981年加盟
 ギリシャ
・1986年加盟2カ国
 スペイン,ポルトガル
・1995年加盟3カ国
 オーストリア,フィンランド,スウェーデン
2004年5月1日 中・東欧10カ国加盟(EU25)
ポーランド,チェコ,スロバキア,ハンガリー,スロベニア,リトアニア,ラ
トビア,エストニア,マルタ,キプロス
人口4億5000万人,GDP9兆7310億ユーロ(米国は9兆7130億ユーロ).

欧州連合のうち通貨統合に参加しているのは,2002年11月現在で12カ
国です.上の15カ国から,イギリス,スウェーデン,デンマークを除きます.
上の年表の通り,EUはポーランドやトルコなどの中・東欧諸国まで拡大しま
した.「大欧州」の誕生です.

(日本語文献の紹介)
EU,欧州通貨統合に関する日本語の文献としては以下を紹介しておきます.
pdfファイルで提供されています.
藤井恵「欧州通貨統合Q&A〜欧州単一通貨「EURO」とは〜」UFJ総合研究所
2002年3月29日
http://www.ufji.co.jp/publication/sricreport/304/23.pdf (12pages)

新聞によく登場するヨーロッパ各国(ユーロ圏中心)の経済データを作成・発
表しているオリジナルサイト(ほとんどは政府の組織ですが)を紹介します.
URLを1回クリックするとできるだけダイレクトにその最新の統計が現れる
ようにしました.ぜひクリックして新聞記事がニュースソースとして使ってい
るオリジナルのサイトを直に見てください.

なお,各経済データについては,次のような書式に沿って整理してあります.

統計サイト名
個別統計の名称
URL
備考

複数のURLが記してある場合,原則として最初がメインのサイトです.それ
以外は主なデータなどのURLを紹介しています.
なお,基本的には英語によるホームページを紹介します.統計の英語表記とそ
れに対応する日本語もできるだけ併記しておきます.★付きは経済データなど
が充実しているページであることを表します.

■EU(欧州連合)[top]
EU(European Union)の公式サイトからみていきましょう.EUは15カ国もの
国から構成されているので,この公式サイトも各国の言語表示に対応していま
す.ここでは英語サイトを紹介します.

--------- European Union On-Line(EUの公式サイト) ----------
http://europa.eu.int/index_en.htm
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サイトのトップページ左にある目次からThe EU at a glance(EU早わかり)
を選ぶと,EUの基礎知識をえることができます.

★European Governments on-line(EU加盟国):
http://europa.eu.int/abc/governments/index_en.htm#members
ここには加盟国15カ国(2004年2月現在)の情報が国旗と共に掲載さ
れています.国旗をクリックするとそれぞれの政府の公式サイトや中央銀行な
ど基本的なサイトのリンクもはってあり便利です.今後加盟が検討されている
10カ国の情報も掲載されています.

★History of the European Union(欧州連合の歴史):
http://europa.eu.int/abc/history/index_en.htm
1946年から最近までの出来事が年毎に年表形式で整理してあります.

Money, The euro(ユーロ):
http://europa.eu.int/abc/travel/money/index_en.htm
1ユーロで主な通貨をどれだけ購入できるかの一覧があります.最新の情報は
ヨーロッパ中央銀行(ECB)トップページのCurrency Converterに換算機能があります.

★Eurostat(EUの統計コーナー statistics):
http://epp.eurostat.cec.eu.int/portal/page?_pageid=1090,1137397&_dad=portal&_schema=PORTAL
統計にはeuro-zoneとEU-15の2種類ありますが,前者は通貨統合の12カ国全
体の,後者はEU加盟15カ国全体の統計を表します.

Free Data の中からDATA-> Full View と選んでいくと主なデータにたどりつ
けます.Free Dataの中は
・Long-term indicators
・Structural indicators
・Short-term indicators
 BOP(国際収支), Consumer prices(消費者物価), Labour market(労働市場,失業率),
Monetary and financial indicators(貨幣・金融指標),National account(GDP),
Public finance(財政赤字等)
に大きく分けられており,マクロ経済に関するデータはShort-term indicators
の中に入っています.直接リンクできないようになっていますので,面倒ですが
順々にたどっていってください.
なお,各項目についているDownload historical series(5 Years) をクリックすると,
最近5年間のデータをダウンロードすることができます.

★General government deficit(total in % of GDP)(財政赤字のGDP比)のデータ
は,上のShort-term indicatorsの中の,Public financeの中にあります.

EU加盟国が守らなければならないことの1つに,財政赤字のGDP比率を3
%以内に抑えることがあります.その意味でこの統計は重要です.ここには各
国別の財政赤字比率の表があります.2002年現在ではドイツの財政赤字比
率が3.8%となり,欧州委員会から赤字是正の勧告が発動されています.フ
ランスも上限の3%に近づいており要注意国になっています.欧州委員会のプ
ロディ委員長は2002年10月に,この財政規律を「硬直的でばかげている」
と発言して物議をかもしています.

・欧州委員会(European Commission):
http://europa.eu.int/comm/index_en.htm

単一市場発足10周年記念サイト(10th Anniversary of the Single Market):
http://europa.eu.int/comm/internal_market/10years/index_en.htm

(関連サイト)
★Financial Timesのユーロ特集:
http://specials.ft.com/euro/index.html
フィナンシャル・タイムズはイギリスの代表的な経済新聞ですが,ここのユー
ロ特集は充実しています.
Financial Timesのユーロの歴史(the History of the euro):
http://specials.ft.com/euro/FT3O9H0O2PC.html
1951年から最近までの節目となる出来事が年表形式(chronology)でコン
パクトに整理してあります.

■欧州中央銀行(European Central Bank:ECB)[top]
------- European Central Bank(ECBの公式サイト)----------
http://www.ecb.int/ (メイン)

http://www.euro.ecb.int/en.html
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欧州中央銀行(ECB)は,欧州通貨統合の中央銀行という位置づけであり,通
貨統合加盟国であるユーロ圏は独自の金融政策は放棄し,ECBの下共通の金
融政策を行っています.欧州通貨統合では,金融政策は欧州中央銀行が担い,
財政政策は各国が個別に行うという政策分担を採用しています.欧州中央銀行
の初代総裁はドイツ出身のドイセンベルク(Duisenberg)氏で,任期は8年で
す.本部はフランクフルトにあります.このサイトも10カ国の言語に対応し
ていますが,ECB内の事実上の公式言語は英語になっているとのことです.

通貨交換レート(Conversion rates):
http://www.euro.ecb.int/en/section/conversion.html
ユーロ圏12カ国の1ユーロ当たり交換レートの一覧表です.

政策金利の推移(Key ECB Interest Rates):
http://www.ecb.int/home/ecbinterestrates.htm
最も重要な政策金利が,minimum bid rate on the main refinancing
operations で,市場介入金利と呼んでいます.

金融政策の基本的考え方:
http://www.ecb.int/about/monetarypolicy.htm
http://www.ecb.int/pub/pdf/mb199901en.pdf
物価安定の目標を「消費者物価指数の上昇率2%以下」に設定しています.
「Price stability must be maintained according to the Eurosystem's
published definition, so that year-on-year increases in the HICP for
the euro area are below 2%
.」
HICP=Harmonised Index of Consumer Prices,消費者物価指数

★Statistics(統計コーナー):
http://www.ecb.int/stats/stats.htm
この中には様々な統計コーナーがありますが,以下に主なものだけを紹介して
おきましょう.

★Statistics Pocket Book(ポケット統計,2004年2月):
http://www.ecb.int/pub/pdf/spb200402en.pdf (54 pages)
ユーロ圏12カ国の基本データについて整理してあります.毎月更新されます.

Key characteristics of the euro area,United States and Japan(ユーロ圏,
アメリカ,日本の主な統計比較):
http://www.ecb.int/stats/comparison/comparison.htm
Key characteristics of the euro area,United States and Japan;based on
data for 2000(2000年のデータに基づいたユーロ,アメリカ,日本比較
):
http://www.ecb.int/stats/comparison/comparison.pdf (2 pages)

ECB Statistics on-line(ECB統計 オンライン):
https://stats.ecb.int/stats/index.htm
CSV形式のデータをダウンロードできます.
★download area(データをダウンロードできるコーナー):
https://stats.ecb.int/stats/download/index.html
GDP,物価,国際収支,為替レートなど基本的なマクロ経済の主要データが
含まれています.データファイルはzip形式で圧縮してありますが,元のデー
タは表計算エクセルのCSV(コンマで区切られたデータ)のテキスト形式ファ
イルです.ソフトエクセルで開くことができます.
ECB Monthly Bulletin, euro area statistics-download(一括ダウンロード
コーナー):
http://www.ecb.int/stats/mb/eastats.htm
https://stats.ecb.int/stats/download/mobu_full/mobu_full.zip
こちらは上の主要マクロデータを一括してダウンロードできます.

■イギリス[top]
イギリスの経済統計は,英政府統計局と中央銀行であるイングランド銀行の2
つが主なソースです.

National Statistics Online(英政府統計局):
http://www.statistics.gov.uk/
イギリス政府の公式統計サイトです.
More detailed topics for economy(より詳しい経済データ):
http://www.statistics.gov.uk/CCI/nscl.asp?x=127&y=18&ID=5871
ジャンルごとに分類されています.GDP関係はNational accountsの項目を
選びます.実際のデータにたどりつくまでには何回もクリックしなければいけ
ません.最終的にはcsv形式のデータをダウンロードできるようになっていま
す.
Latest Economic Indicators(最新の主要経済指標):
http://www.statistics.gov.uk/instantfigures.asp
主なマクロ経済のデータが一目でわかるように整理されてあります.

Labor Market Statistics(労働統計):
http://www.statistics.gov.uk/statbase/product.asp?vlnk=1944
イギリスの失業率のデータはILOベースと従来のClaimant Count(社会保障
受給者ベース)の2種類があります.2003年1月でILOベースの失業率は
5.1%,Claimant Countでは3.1%となっています.新聞で報道されるの
はClaimant Countの方です.ILO unemploymentとClaimant Countについて
は以下のBetter Jobless Dataを読んでください.

More detailed topics for Labor market(労働市場の詳細):
http://www.statistics.gov.uk/CCI/nscl.asp?x=132&y=12&ID=5006
Better Jobless Data(よりよい失業率のデータ):
http://www.statistics.gov.uk/cci/nugget.asp?id=251

Bank of England(イングランド銀行):
http://www.bankofengland.co.uk/
★Statistics(統計コーナー):
http://www.bankofengland.co.uk/statistics.htm
金融関係のデータが充実しています.
★Inflation Report(インフレ報告書):
http://www.bankofengland.co.uk/inflationreport/index.htm
EUの中では,イギリスはスウェーデンと並んで,「インフレーション・ター
ゲティング」政策を実施している有力な国です.このインフレ報告書はイギリ
スの「インフレ目標政策」を知る資料になります.
★Target 2 Point5(目標2.5%):
http://www.bankofengland.co.uk/target2point5/index.htm
Data(データコーナー):
http://www.bankofengland.co.uk/target2point5/data/index.htm
イギリスの2004年現在のインフレーション・ターゲットは2.5%です.
ここは,イギリスのインフレ・ターゲット政策を解説したページです.Data
コーナーからはマクロ経済関連のエクセル形式のデータをダウンロードできま
す.

■ドイツ
Federal Statistical Office Germany(ドイツ連邦統計庁):
http://www.destatis.de/e_home.htm
失業率,GDP,物価など基本統計はここにあります.

失業率:
http://www.destatis.de/indicators/e/arb210ae.htm

失業者数:
http://www.destatis.de/indicators/e/tkarb820.htm

Database, Time Series(長期時系列データ):
http://www-zr.destatis.de/
この部分はドイツ語ページになります.

Deutsche Bundesbank(ドイツの中央銀行,ブンデスバンク):
http://www.bundesbank.de/index.en.php
Statistics(統計コーナー):
http://www.bundesbank.de/stat/index.en.php
Timeseries-Database(長期時系列データ):
http://www.bundesbank.de/stat/zeitreihen/index.htm
時系列データのコーナーはドイツ語だけです.

Ifo経済研究所(Institut fur Wirtschaftsforshung):
http://www.cesifo.de/
http://www.cesifo.de/pls/ifo_app/CESifoSwitch?setPage=ifoinstitute.htm (英語版)

■フランス
INSEE(フランス国立統計経済研究所):
http://www.insee.fr/en/home/home_page.asp
http://www.insee.fr/fr/home/home_page.asp (フランス語ページ)
Main Economics Indicators(主要経済指標):
http://www.insee.fr/en/indicateur/indic_conj/liste_indice.asp

Banque de France(フランス中央銀行):
http://www.banque-france.fr/gb/home.htm
Statistics(統計コーナー):
http://www.banque-france.fr/gb/stat/main.htm

■イタリア
National Institute of statistics(イタリア国家統計局):
http://www.istat.it/English/index.htm
Economic and Financial Data(主要経済指標):
http://www.istat.it/fmi/ITALY-NSDP.html
主なマクロ経済データが一覧できるようになっています.

■スウェーデン
Riksbank(スウェーデンの中央銀行,リクスバンク):
http://www.riksbank.se/
★Economic and Financial Data for Sweden(スウェーデンの経済・金融デー
タ):
http://www.riksbank.com/swedishstat/
スウェーデンの主なマクロ経済の統計をここで一覧できます.
リクスバンクのトップページはスウェーデン語ですが,英語アイコンをクリック
すると英語ページに切り替わります.
スウェーデンはイギリスと同じように「インフレーション・ターゲティング」
政策を採用しています.目標としているインフレ率は消費者物価指数で年2%
プラスマイナス1%です.経済統計は「Statistics」のコーナーにもあります.

★Statistics Sweden(スウェーデン統計庁):
http://www.scb.se/indexeng.asp
スウェーデンのマクロ経済データ(GDP,物価,雇用など)があります.

Swedish Statistical Net(スウェーデン統計ネット):
http://www.svenskstatistik.net/eng/index.htm

■欧州自動車工業会
Association des Constructeurs Europpens d' Automobiles:ACEA):
http://www.acea.be/ACEA/index.html

Auto Data:
http://www.acea.be/ACEA/auto_data.html
毎月10日前後に新車販売台数が公表されます.

【上級者向け課題】
EU公式サイトから加盟国の実質GDPの成長率のデータを取りだし,それら
のデータを1つの折れ線グラフに作成してみなさい.

(注意)後日サイトにアクセスした場合,サイトの構成に違いがでてきたり,
URLが変更になっている場合がありますので,了解してください.
(アクセス日)2002年11月29日

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【Q & A】EU加盟国は2002年現在何カ国でしょうか?
       ユーロ圏は何カ国でしょうか?
      → 15カ国,12カ国

【今回のサイト】 European Union On-Line(EU公式サイト)
          http://europa.eu.int/index_en.htm
         European Central Bank(欧州中央銀行)
          http://www.ecb.int/

【評価】★★★
    ★★★

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        ★1つは普通という評価です.
      データが十分提供されているかどうかが評価のポイントです.
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【発行】 熊本学園大学 経済学部 国際経済学科
【著者】 笹山 茂
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Copyright 2002

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