熊本地震特別資料展「地域に根付いた避難所の取り組みと被災者支援 ~熊本学園の取り組みを将来に活かす~」《4月5日(水)~5月29日(月)》

地域

2017.04.06

 4月5日(水)から5月29日(月)まで、本学14号館1階(1412教室前~ボランティアセンター前)で熊本地震特別資料展「地域に根付いた避難所の取り組みと被災者支援 ~熊本学園の取り組みを将来に活かす~」を開催します。

 平成28年熊本地震の発生後、本学では14号館を避難所として45日間開放し、学生ボランティアと教職員が一体となって多くの被災者に寄り添いました。また同館高橋守雄記念ホールでは、一般の避難者とともに高齢者やしょうがい者を受け入れ、福祉避難所としての役割を果たしました。学外からも多くの支援を受けながら、5月28日の閉所まで24時間体制の避難所運営を維持した独自の取り組みはメディアにも取り上げられ、「熊本学園モデル」として注目されています。

 避難所の閉所後も多くの学生たちが、自主的にボランティア団体を立ち上げ、教員とともに被災地で継続的にボランティア活動を行っています。こうした取り組みを行う学生を支援するため、2016年6月、学内に「ボランティアセンター準備室」を開設し、2017年1月から正式な「ボランティアセンター」へと移行しました。

 このたびの資料展では、2016年11月に本学産業資料館にて開催した特別資料展で展示された写真や新聞記事(一部)に加え、いまなお継続する学生や教職員のボランティア活動の様子を捉えた約50点の写真や資料を展示しています。

 また、本資料展では、学内外のみならず、本学避難所の取り組みや被災地での継続的な支援活動を経験したことのない新入生へ、熊本地震の経験を引き継ぎ、ボランティアセンターの活用を促すことも目的としています。

 多数のご来場をお待ちしています。

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