和水町にて大規模災害避難所開設訓練に参加
2024.12.18
11月26日(火)、大規模地震を想定した訓練が和水町で行われ、熊本県災害派遣福祉チーム「熊本DWAT※1」をサポートする学生支援チーム「DWAS※2」として参加しました。「熊本DWAT」と「DWAS熊本」は、令和2年7月豪雨災害時に球磨村にて活動を共にした実績があります。
訓練では、災害時に配慮が必要な高齢者や障害者などを受け入れる「福祉避難所」の立ち上げや運用の確認、アセスメントや避難者の誘導などが行われました。本学学生3名(第一部社会福祉学科)と社会福祉学部の黒木邦弘教授(専門:ソーシャルワーク方法論)のほか、熊本県内の福祉系2大学からも参加がありました。
黒木ゼミの学生は、和水町中央公民館の一般避難所開設に向けて、高齢者や障がい者などの避難を想定して段差やトイレ設備の確認、子どもや女性が安心して避難できる空間づくりなど避難所アセスメントを担いました。その後、学生たちは、和水町役場、熊本DWATと共に避難者アセスメント会議に同席し、アセスメント結果を報告しました。
※1...Disaster Welfare Assistance Studentsの略、災害時の福祉支援に取り組む学生たちという意味
※2...大規模災害時に、被災自治体からの要請を受け、避難所等において高齢者や障がいのある人など、要配慮者に対する福祉支援を行うために、様々な職種の福祉人材で構成された災害派遣福祉チーム