六大学包括的連携協定締結 英知を集め大学教育における課題解決を
8月28日、本学と北星学園大学(北海道)、日本福祉大学(愛知県)、広島修道大学(広島県)、松山大学(愛媛県)、沖縄国際大学(沖縄県)は、六大学包括的連携協定を締結した。
この協定は、平成20年度に文部科学省「戦略的大学連携支援事業」の採択を受けて推進してきた、本学、北星学園大学、日本福祉大学による三大学連携を拡大させ、日本列島を縦断する形で位置する六大学が、各地域で特色ある教育と研究に取り組んでいる成果・実績を踏まえて相互協力することを目的としたもの。今後、各大学における研究目標の達成、学生の資質とカリキュラムの向上、教職員の交流などで連携を進めていく予定。
8月29日、14号館1421教室で学生・教職員の意見交換会「しゃべり場」が開催された。これは、大学教育の質向上や授業改善を目的に、学生と教職員が意見を交わす機会として学翔学会 学会委員会が初めて企画したもので、学生54名・教職員5名が参加した。
前半では参加者がリラックスして意見を出せるよう「合コン必勝マニュアル」をテーマとしたディスカッションを行い、後半では「熊本学園大学を良くするには」をテーマに、本学の良いと思うところ、悪いと思うところについて意見を出し合いながら、入学志願者増加対策などについても活発な意見交換が行われた。
9月1日、平成24年度 肥後創成塾が開講した。これは、本学と熊本市が共催し、次世代の熊本を担う人材としての経営者育成支援を目的として初めて開催したもので、今年度は12月1日までの全8回開講し、20代から50代の10名が受講する。
講座は、少人数、異業種の集団であるメリットを生かし、受講生の能力向上や新たなネットワーク形成を目指す対話型の実践セミナーとして実施する。講師は、本学の教授陣や経営者のほか、中小企業診断士の専任コーディネーターが務める。
9月23日、潮風アリーナ(神奈川県三浦市)で行われた第6回全日本学生テコンドー選手権大会で、テコンドー部の阪上弘一さん(経済学科1年)が男子74キロ級で優勝を飾った。女子46キロ級で連覇を狙った津田ひかるさん(ライフ・ウェルネス学科2年)は、決勝で惜敗し2位。同じく女子57キロ級で連覇を狙った本田千尋さん(東アジア学科2年)は3位。男子58キロ級の中山北斗さん(経営学科3年)も3位に入賞し、個人戦の順位得点の合計で競う団体では3位に入った。
同部一同は、10月3日に岡本悳也学長のもとを訪れ、戦績を報告した。阪上さんは「次は2月の全日本選手権で優勝を目指したい」と抱負を語った。
10月27日、本学と人吉市による新たな生涯学習講座「ひとよし花まる学園大学」が開講した。これは、平成23年8月に締結した同市との包括的連携協定に基き、ともに70周年を迎えた両者の記念事業の一環として実施するもので、本学と自治体(人吉市)、国(中小企業大学校人吉校)が連携した、新たな生涯学習モデルの創造を目指す。
地域特性を生かしたオリジナル性のある深い学びとして、人吉市の歴史や世界文化遺産の登録を目指すJR肥薩線、まちづくりなどをテーマに5講座を同時開講。平成25年3月まで全10回開講する。また、高校生を対象に講師が高校へ出向いて行う特別講座も開く。
各回の講師は、本学の教授陣をはじめ、人吉市を拠点に活躍する人や企業、まちづくり関係者などが務める。
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