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特集1 成功に導く 就活のカギ 大きく変わる就活スケジュールにキミはどう備える? 就職活動の長期化による「学業への悪影響を是正せよ」との政府要請を受け、現3年生の就職活動時期が繰り下げられ、大きく変更されることになりました。そんな中、熊学生たちはどのように就活に臨めばいいのか、OG・OBや教員、就職課からのアドバイスを集めました。次年度の就活成功に向けたヒントを紹介します。

熊学生、内定のヒケツ! 今年も「内定」の朗報が続々と届いています。先輩たちはどのように就活を進めていったのか、成功のポイントを聞きました。 マインドマップを活用した自己分析で自分の強みを確認

客室乗務員に憧れ、その夢を実現したいという気持ちから、就活をスタート。3年生の4月には、客室乗務員を目指す人たちが学ぶエアラインの専門学校に通い始めました。基本のあいさつから面接対策まで実践的な内容で授業は進んでいきましたが、次第に「自分らしさをアピールする」ことの難しさを感じ、壁にぶつかってしまいました。自分のことなのに、うまく言葉にして伝えることができずに本当に悔しい思いをしました。その時に取り組んだのが、マインドマップを活用した自己分析です。
 マインドマップとは、頭の中にある様々な思いや考えを目に見えるように書き出した思考ツールのこと。これから先、こんなに時間をかけて自分と向き合える時間はきっとないと考え、自己分析を行いました。そして、『私は自分の輝かしい将来のために、常に努力し続ける人間だ』という自分のキャッチフレーズを作りました。こうした作業を行ったことで自分の強み・弱みを知り、面接でアピールする上でも、ぶれない一本の軸ができたと感じています。面接にもマインドマップを持参し、見返すことで気持ちを整えることができました。
 就活は「燃えた者勝ち」だと思います。後輩のみなさんも就活に対してマイナスなイメージを持つのではなく、将来のなりたい自分に少しでも近づいているんだと言い聞かせながら、モチベーションを維持していってください。それに、熊学にはたくさんのサポート体制があるので、積極的に活用しながら就活を乗り越えましょう。

全日本空輸株式会社(ANA)に内定 村上 かのこさん(英米学科4年/東稜高等学校出身)
株式会社熊本放送(RKK)に内定 松本 大輝さん(経営学科4年/熊本学園大学付属高等学校出身)

独自のネットワークを使って業界情報を収集

熊学ではサッカー部の主将を務めていて、そこでリーダーシップや自主性が鍛えられたことを面接でアピールしてきました。熊学の出身者にはマスコミ業界に就職した人があまりいなかったので、情報収集に関しては独自に工夫。サッカーの練習試合で交流があった熊大のOBを頼って話を聞いたり、熊本より選考時期が早い関東・関西の学生と連絡を取ったりしながら、マスコミ業界の情報を集めました。
 また、『マスコミ就職読本』や『みんなの就職活動日記』といった本やサイトも役に立ちました。新聞は熊日・朝日・日経の3紙を読んで情報収集。みなさんも、新聞は毎日読んだほうがいいですよ。

熊本赤十字病院に内定 木村 香菜子さん(社会福祉学科4年/第二高等学校出身)

仕事に関連する資格を面接時にアピール

大学入学後、「就職のため」を明確に意識して行ったのが資格の取得です。私は以前から病院で働きたいと考えていたため、2年次に医療事務の講座を受講し資格を取りました。また、パソコンのスキルはどの企業でも役に立つと思いMOS※も取得しました。面接時には「社会福祉士」の資格取得に向けて勉強していること、将来はその資格をいかして仕事の幅を広げたいことも、しっかり伝えました。
 就活中に役立ったツールは熊学オリジナルの就活手帳です。月間スケジュールのページの一日4段書き込めるスペースは、上2段を就活関連に、下2段をアルバイトなどの私用に分けて記入。予定がひと目でわかって便利でした。
※ Microsoft® Office Specialist

熊本県上級職(教育行政)に内定 堤田 雅和さん(経済学科4年/西陵高等学校出身)

集中できる図書館で一日10時間の猛勉強

公務員試験の勉強は、家でやると集中力が切れることがあるので「図書館でやる」と決め、一日10時間位こもることも。周囲の目があるほうが緊張感もあって、私には良い環境でした。三次試験では個別面接に加え集団討論があるのですが、私が受けていたゼミは日本経済史のテキストから選んだテーマについて掘り下げ、みんなで議論するスタイルだったので、集団討論の練習になりました。
 7月の面接直前までは新聞のスクラップノートも活用しました。教育関連の記事を集め、その記事に対して自分なりの見解を書いていくものです。時事問題に見識を広め、自分の意見をまとめる練習にとても役立ちました。

2014就職内定先速報

【企業・団体】住友林業/元旦ビューティ工業/積水ハウス/ノエビア/不二ライトメタル/ヤマックス/西部ガスエネルギー/全日本空輸/西鉄旅行/日本郵便/南国殖産/日清医療食品/オンワード樫山/ヒノマル/富田薬品/小野建/九州三菱電機販売/コマツリフト/ブリヂストンタイヤジャパン/越智産業/鶴屋百貨店/ファミリーマート/ファーストリテイリング/熊本トヨタ自動車/日産プリンス熊本販売/熊本ヤマハ/大創産業/ナフコ/熊日都市圏販売/日本銀行 熊本支店/みずほ銀行 熊本支店/ゆうちょ銀行/肥後銀行/熊本銀行/宮崎銀行/熊本第一信用金庫/大和証券/日本生命保険相互会社/三井住友トラスト不動産/明和不動産/熊本赤十字病院/熊本放送/RKKコンピューターサービス/近代経営研究所/パークハイアット東京/ザ・ペニンシュラ東京/ハウステンボス/熊本県経済農業協同組合連合会/サニーサイド(障がい者支援施設)/フォレスト熊本(介護老人保健施設) ほか多数
【公務員】国税専門官/自衛隊幹部候補生/熊本県教育職(高校英語)/熊本県上級職(警察行政・教育行政)/熊本市役所上級職(行政)/警視庁/熊本県警察/熊本市消防局 ほか 〈2014年10月現在〉

就職課に聞く

「熊学生、今年度の就活状況は?」 求人増の企業も厳選採用の意向は変わらず 國瀧 ゆかり 学生部事務次長

 今年は夏に加え、冬にもインターンシップを実施する企業が増えると予想されます。これまで実施していなかった企業が新たに導入するケースも増えるでしょう。昨年に引き続き、重複内定のある学生が今年も多くなっています。求人状況を見ると、金融・建設業を始め、全ての業種で求人意欲が高い状況にあり、どの企業規模(大手・中小)においても求人数が増えている傾向にあります。しかし「厳選採用」という企業の意向は変わっていないことを認識しておきましょう。もし就活で迷った時は、いつでも就職課に相談に来てください。
就職課 TEL 096-366-4647

就活座談会 「私たちの就活は、何がどう変わっていくの?」。そんな不安を抱く現3年生2名と、就職委員長の遠藤隆久教授、就職課スタッフによる就活座談会を行いました。

現3年生から変わる就活

北見 絵里沙さん(経営学科3年/豊岡総合高等学校出身)—まずは、現3年生のお二人に、2016年問題(①)をどのように捉えているのかから伺っていきたいと思います。学生間でも話題に上がりますか?
坂本 はい。僕たちの学年から就活の時期が変わるということは、みんな意識しています。どちらかというとプラスに捉えている人が多いようで、早めに単位を取ってしまうなど学業と就活の両立がしやすくなるメリットもあると思います。
北見 私は教職と民間企業の両方を検討しているのですが、教職との併願組が多い私たちの間では、坂本君とは逆でマイナスに捉えている人が多いようです。解禁日が遅くなることによって民間企業への応募や選考の時期と教育実習とが重なるのではないか、すごく心配です。
遠藤 2016年問題は、先行きが不透明な部分が多々あります。それは、学生だけではなく採用する企業にとっても同じです。首都圏の大手企業は新たな就活スケジュールで動くかもしれませんが、熊本県内の中堅中小企業は従来通りの活動をすることも十分に考えられます。
野嶋 5月には本学の教職員に対して2016年問題をテーマに説明会を行いました。常に情報を持って学生に適切な指導をしていくことを大学として行っていきます。
—企業へのエントリー(②)開始時期が3年次の3月となり、例年より3カ月遅くなります。その間に、これまで夏開催が多かったインターンシップ(③)を冬にも実施する企業が増えるようですね。
坂本 学生の間では、「もしかしたらインターンシップで選考が行われるかもしれない」という話が出ています。僕も今年の夏、地元の銀行で実施された3日間のインターンシップに参加しました。それまで頭で思い描いていたものと、実際の現場はイメージが違っていて、授業やゼミで学んでいる経済の知識と銀行の仕事が結びついている点などを発見し、感動しました。これから先は公務員試験の勉強に時間を使おうと考えているので、冬のインターンシップには参加しない予定です。
北見 私も夏休みに、化粧品会社と熊本市教育委員会でのインターンシップに参加しました。冬も参加しようと思います。私は教職以外で希望する就職先が「接客業」と大まかにしか絞りきれていないので、自動車や住宅などの業界で接客業を体験してみたいと考えています。
野嶋 北見さんは、インターンシップに参加してよかったことは何でしたか?
北見 自分が働くイメージとか、会社や組織というものの雰囲気が分かったことがよかったです。

社会との接点が重要

坂本 竜之介さん(経済学科3年/八代高等学校出身)遠藤 本学で開講しているキャリアデザイン論(④)の中でも、実在する企業を題材にして研究したり、人事担当者を招いて話を聞いたりと、インターンシップに近い内容の授業を行っています。キャリアデザイン論を受講している学生がインターンシップに参加すれば、より質の高い就業体験をすることができて、得るものがきっと多いでしょう。
坂本 僕はキャリアデザイン論を受講していますが、授業の一環で銀行に就職されたOBを訪ねたことがあります。それとは別に企業にアポイントを取って話を聞きに行ったりもしました。断られた会社も5社ほどありましたが、自分で電話をかけて交渉し、訪ねて行くのはいい経験になりました。
遠藤 漠然とした企業イメージを、実際に自分の目で企業を見ることによりギャップを埋める作業をさせているわけです。キャリアデザイン論の授業も、インターンシップと同様の効果が得られるカリキュラムが組み込まれていますので、ぜひ受講することを勧めます。
—ところで、学生のお二人は、インターンシップ以外で社会人と接点を持つ機会がありますか?
野嶋 美由紀(就職課スタッフ)北見 はい。私はくまもとジョブクラブ(⑤)に参加していて、そこで社会人との接点があります。また、アルバイト先の会員制スポーツジムでは、会員の方が就活の相談に乗ってくださり、自社のインターンシップに誘ってくださる方もいらっしゃいました。
坂本 僕は高校生の頃から社会人サッカーチームに所属しているので、そこで社会人の話を聞いていました。
野嶋 振り返ってみたら、そこでいろんな社会人から話を聞いたことが良かったということ?
坂本 はい。親や先生以外の大人と接する機会を持っていたことはプラスだと思います。また、空いた時間に短期のアルバイトをして、いろんな職種の方と触れ合ってきたことも、いい経験になったと感じています。
遠藤 まさにその通りで、社会人と触れ合わないと学生は大人にならない。だから、就活を始める前に、友達以外の「タメ口ではないコミュニケーション」の機会を作っていることは、とても大切なことですね。

学生には情報と体験が必要

遠藤 隆久商学部教授(就職委員長)—さて、11月を迎えた今、現3年生はどのように就活を進めていくのがいいのでしょうか?
野嶋 来年3月に会社説明会が始まってから慌てないで済むように、どんな仕事に興味があり、どんな企業の説明会に行くかなどを選べるようにしておきましょう。新しい就活スケジュールに企業がどう対応するかは、新聞やニュースなどにも目を向けておく必要があります。
遠藤 二人は普段、どんなところから情報収集をしていますか?
北見 私は学校の先生や就職課、そのほかに、くまもとジョブクラブやアルバイト先のジムのお客様との会話を通して情報を得ています。
坂本 僕はリクナビやマイナビなどのサイトはあまり活用していなくて、「熊本日日新聞」や「くまもと経済」など地元のメディアや情報ソースを活用しています。
遠藤 人間は持っている情報の範囲でしか動けません。だから、どれだけ情報を持っているかが重要。たくさん情報を持っているほど動けるし、的確な判断ができます。情報に加えて、学生には体験も必要です。面接で企業は「学生時代に何をしたか?」を尋ねてきます。体験がない学生は多くを語れないし、体験が豊富な学生は話したくてしょうがない。そこで差がつきます。情報と体験をたくさん身に付けるように、心がけておきましょう。
野嶋 就活に関する情報は就職課からアナウンスしていきます。お二人は参加していると思いますが、今年の6月の第1回就職ガイダンスを皮切りに、2回目を10月に実施しました。3回目・4回目を12月と来年2月に予定していますが、回ごとに内容が異なりますので、すべての回に参加してくださいね。
—就職課では、どのような就活サポートを行っていますか?
野嶋 9月にはSPI模試、10月には履歴書・エントリーシート講座を順次開催しました。11月は面接講座、業界研究のためのパネルディスカッション、本学OG・OBを招いての交流会、全3年生を対象とした個別面談を実施しています。また>GSA活動塾(⑥)も11月17日(月)よりスタートしました。
遠藤 2016年問題は就活スケジュールがこれまでと変わるということであって、就活でやるべき中身が変わるわけではありません。私のスタンスは、「就業力をしっかり育てていけば、就活時期が早くなろうが遅くなろうが、それによって学生が惑わされる必要はない」。そうした意味で、「就業力育成MAP(⑦)」を導入し、学生にキャリアデザイン力を身に付けさせているのです。自分の力をしっかり蓄えておけば、就活スケジュールが変わろうと、いくらでも対応できます。2016年問題などに右往左往しないで、今やるべきことをしっかりやっていくこと。それが学生のみなさんに一番求められていることです。

本座談会の理解を深めるKey Words

2016年問題

経団連は企業の就職・採用活動のルールを定めた倫理憲章を改め、2016年卒業予定者の採用活動の解禁を3年次の3月に、採用選考の開始を4年次の8月に変更すると発表。これにより生じる問題のこと。

エントリー

企業から仕事内容や採用情報などを、メールやダイレクトメールなどで送ってもらえるように申し込みをすること。エントリーをすると、説明会や選考に申し込むことができるようになっている。

インターンシップ

学生が一定期間、企業などの中で研修生として働き、自らの専攻や将来のキャリアに関連した就業体験を行える制度のこと。幅広い業界を知ることができ、会社や現場の雰囲気を味わうことができる。

キャリアデザイン論

学生の人生におけるキャリアをデザインするサポートや社会人基礎力の習得を目的に、正課のカリキュラムとして開講している講義。座学だけではなく自ら考え行動する「体験学習型」のワークを取り入れている。

講義の始まりは「あいさつ」から

くまもとジョブクラブ

「熊本での就職を熱望する大学生」と「優秀な学生の採用を渇望する熊本の地場企業」が参加する就職活動支援団体。就活情報提供のほか、ジョブクラブ生による企業訪問や人事との交流などが行われている。

GSA活動塾

就職活動を終えた4年生が、就活に臨む3年生にアドバイスを行う。3カ月に渡り90コマのプログラムを準備し、講義形式で就活のイロハを伝授していく。2月末には1泊2日の合宿も実施される。

GSA活動塾の一コマ

就業力育成MAP

熊学生が「自ら考え行動する力を養い、将来の自分を描く力を身に付けるための体系的プログラム」として昨年5月に完成。年次ごとに組み立てられた内容に沿い、4年間をかけて就業力を身に付けていく。

詳細は今年春、全学生に配布したこの冊子を参照ください