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10月11日、12日、映画を通じて東アジアの連携を考える「東アジア市民共生映画祭」が開催されました。東アジア学科の申明直教授や学生を中心とする実行委員会が主催するもので、6回目の開催。今回のテーマは「国境を横断して暮らす家族と東アジア」で、国際結婚を取り上げた『ナターシャ』など5本が上映されました。また、在日コリアン2世を描いた『かぞくのくに』のヤン・ヨンヒ監督が来場し、作品についての思いや制作の裏側を語りました。
11日には、エチオピアのコーヒー農園の実情を描いた映画『おいしいコーヒーの真実』が上映され、鑑賞後に学生6名と申教授がステージに登壇してフェアトレードについて意見を交わすシネマトークも行われました。
また、上映開場の外では、東アジア学科の学生による「東アジア共生ブックカフェ」が開かれました。これは、学生たちが韓国・ソウルを訪れた際、フェアトレード商品の普及に取り組む韓国の学生の活動を知ったことがきっかけで、自分たちにも何か出来ないかと企画したもの。 カフェではネパール産の有機栽培コーヒーを使ったフェアトレードコーヒーの提供に加えて、東アジアの文化を広めることを目的として学生たちが翻訳を手がけた韓国の絵本なども展示され、店内は大勢の客で賑わっていました。学生たちは、今後学内に常設のフェアトレードカフェを開きたいとして、企画や準備に取り組んでいます。 |