12月21日(土)、4号館多目的室で、『2013年度 しょうがい学生就職支援セミナー~「働くということ」を「考える」ために~』が開催され、学生や保護者、教職員など10名が参加しました。
これは、障がい者の就業支援を目的に学生課しょうがい学生支援室が実施しているものです。3年目を迎える今回は、昨年に引き続き、「Webサーナ」や「障がい者のための就職フェスタ」の運営企業で、障がい者の就業機会拡大をめざして企業や学校、学生などに情報提供を行うサーナワークス研究所より講師を招いて実施されました。セミナーでは、障がい者雇用制度や法定雇用率の引き上げ、雇用率の現状についての資料が配布され、求人先も地方公務員や教員、企業、福祉施設など、多岐にわたることが説明されました。そのため、最初から進路を限定するのではなく、さまざまな選択肢の中から自分の可能性を探り、その中で自分に合った進路を選ぶことが重要と説明。就活ツールや面接対策など、障がいを持つ学生の就活に特化したガイダンスが行われました。
自身も下肢障がいを持つ職員の三島さんは、「去年のガイダンス参加者の中には、大手企業に就職を決めた学生さんもいます。セミナーへの参加をきっかけに障が い者手帳を取得して、障がい者枠での採用を目指すことをぜひとも考えてほしい。普段利用の少ない軽度のしょうがいを持つ学生こそ、もっとしょうがい学生支援室を活用して就職に繋げて」と話しました。 |
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