1月20日(水)、図書館地階 AVホールにて、2015(平成27)年度 学生懸賞論文の表彰式がありました。今年度は17篇の応募があり、入賞者に表彰状と懸賞金が授与されました。
堀正広図書館長は講評で、「論文で大切なのは、自分と他者の考えを明確にすること。たとえぎこちなくても、自分の頭で考え整理した結果が評価される。また、再考することで論理的に考える訓練ができ、書く技能が鍛えられる」と、文章を書くこと、応募することの意義を述べました。
入選した布田千明さん(経済学科4年)は、「幼少時から関わってきた音楽について書きましたが、テーマが珍しかったこともあり、資料探しに苦慮しました」とスピーチ。海外や他県など、地方都市の成功例を交えて論文を完成させました。
同じく入選した尾口貴宥さん(英米学科3年)は、「大学のゼミで読み進めた洋書を題材に、自分が目にした参考文献とは異なる解釈の仕方があるのではと論述を進めた。引用文献を探すため幾つも図書館を訪ね歩き、文章表現にも苦悩した」と話しました。
結果は下記のとおりです。
≪特 選≫ 該当者なし
≪入 選≫ 2篇
布田 千明(経済学科4年) 熊本の音楽経済発展に向けて
尾口 貴宥(英米学科3年) “Dr.Heidegger's Experiment” における Unpardonable Sin と孤独という瑕疵
≪佳 作≫ 8 篇
小野 晋太郎(経済学科4年) 熊本県白河の歴史 白河における水害要因の検証
高尾 明里(経済学科4年) 熊本市のMICEについて <MICE開催地として選ばれる都市になるために>
村上 美砂(経済学科4年) 島根県の水産業について
野口 真実(経済学科4年) 阿蘇地域の観光振興 ~県内観光客への誘致について~
上野 亜紗美(経済学科4年) 熊本市の発展について ~福岡市と比較して~
田上 真弓(経済学科4年) 漫画・アニメでの地域活性化について
井上 莉緒(経済学科2年・3年) 地方創生とICT ~ARによる観光情報発信~<共同執筆 他3名>
髙本 晟世(リーガルエコノミクス学科4年) 訪日外国人の増加と受入れ体制 -旅館業法と『Air bnb』を中心に-
ほか奨励賞 7 篇
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