国際文化研究科は、現代のような国際化・グローバリゼーションの時代において、国際文化の諸分野の研究を通じ、異文化理解を促進すると同時に、グローバルな視野と豊かな識見をもち、国際社会で活躍できる高度な専門的知識と視野を持った研究者・専門家、並びに職業人の養成を目的としています。
現在、社会のあらゆる分野がグローバル化、国際化の波に洗われています。本研究科は日本文化・東アジア文化・欧米文化(博士後期課程では「英米文化」)の3つの分野で、こうした時代の変化に適応し、活躍できる人材の養成を目的としています。修士課程では、語学・文学・文化・言語教育など各文化圏についての専門分野の基礎を学び、研究する態度を涵養し、博士後期課程では同分野の研究者としての自立を目指します。一方で、本研究科は研究者養成だけを目的としているわけではありません。大学で学んだことをもっと深めたい方、新しい知見を得たいと考えている中学や高校の先生方、学生時代にやり残したテーマをもう一度学びたいと願っている社会人等々、そういう方々をも積極的に受け入れたいと考えています。多様な知的要求をもつ人たちと、各分野の専門教員によって形成される「知の共同体」に加わりませんか。