学位取得までの流れ

修士課程

履修ガイド

専修科目1科目を自己の専修科目として2年以上履修し、各研究科が定める方法により、30単位以上(経済学研究科は32単位以上)を修得しなければなりません。

専修科目の担当教員を研究指導教員として、授業科目の選択、修士論文の作成、その他研究全般にわたって指導を受けます。

修士論文は、専修科目について提出します。

修了要件

2年以上在学し、かつ所定の単位を修得したうえ、修士論文の審査並びに最終試験に合格する必要があります。合格した人には修士の学位が授与されます。

学位授与までのプロセス

  • 研究指導教員による指導のもとで、各自の研究テーマを決定します。
  • 修士論文テーマ及び内容に従い、指導体制(副査2名)を確定します。
  • 公開の研究経過報告会(第1回口頭発表)で研究経過報告を行います。

  • 研究指導教員による専修科目についての研究指導のもと、研究の具体化、深化をはかります。
  • 公開の中間報告会(第2回口頭発表)にて、研究経過報告を行い、修士論文完成を目指します。
  • 修士論文提出
  • 修士学位論文審査(論文審査及び口述試問)
  • 合否判定

学位論文の要件及び基準

商学研究科 商学専攻

論文提出の要件

  • 修士の学位論文は、専攻した専修科目について提出するものとする。
  • 学位論文の提出にあたっては、課程修了予定1年前の学年末までに20単位以上(演習は含まない)を修得していなければならない。
  • 修士論文は4万字以上、リサーチペーパーは2万字以上を2年次の者は1月、3年次以上の者は毎年7月または1月とし、あらかじめ指定された日時までに提出しなければならない。

論文審査基準

  • 論旨が明快であり、論証が適切であること。
  • 資料が適切に収集されており、十分に分析・利用されていること。
  • 専攻分野及び関連した分野にも目配りができていること。

リサーチペーパー審査基準

  • 特定の分野に関して、独自性をもった視点があること。
  • 論旨が明快であり、論証が適切であること。
  • 資料が適切に収集されており、十分に分析・利用されていること。

経済学研究科 経済学専攻

論文提出の要件

  • 修士の学位論文は、専攻した専修科目について提出するものとする。
  • 修士論文の提出にあたっては、課程修了予定1年前の学年末までに20 単位以上(演習は含まない)を修得していなければならない。
  • 修士論文は日本語の場合4万字程度を基準とするが、専攻分野によっては、字数は問わない。
    外国語の場合は日本語の場合に準ずる。また、第2年次の者は1月、第3年次以上の者は毎年7月または1月とし、あらかじめ指定された日時までに提出しなければならない。

論文審査基準

  • 論旨が明快であり、論証が適切であること。
  • 資料が適切に収集されており、十分に分析・利用されていること。
  • 専攻分野及び関連の分野にも広い視野を持ち目配りができていること。

国際文化研究科 国際文化専攻

論文提出の要件

  • 修士の学位論文は、専攻した専修科目について提出するものとする。
  • 修士論文の提出にあたっては、課程修了予定1年前の学年末までに20 単位以上(演習は含まない)を修得していなければならない。
  • 論文の字数は4万字程度もしくはそれに相当する字数(英語など)とする。体裁など詳細は「修士学位論文作成要領」を参照すること。
  • 提出時期は、第2年次の者は1月、第3年次以上の者は毎年7月または1月とし、あらかじめ指定された日時までに提出しなければならない。

論文審査基準

  • 論旨が明快であり、論証が適切であること。
  • 資料が適切に収集されており、十分に分析・利用されていること。
  • 先行論文の到達点を正確に把握した上で、独自の見解を提出できていること。

社会福祉学研究科 社会福祉学専攻

論文提出の要件

  • 修士の学位論文は、専攻した専修科目について提出するものとする。
  • 修士論文の提出にあたっては、課程修了予定1年前の学年末までに20単位以上(演習は含まない)を修得していなければならない。
  • 修士論文は4万字程度とし、第2年次の者は1月、第3年次以上の者は毎年7月または1月とし、あらかじめ指定された日時までに提出しなければならない。

論文審査基準

  • 論旨が明快であり、論証が適切であること。
  • 資料が適切に収集されており、十分に分析・利用されていること。
  • 専攻分野及び近隣の分野にも目配りができていること。

社会福祉学研究科 福祉環境学専攻

論文提出の要件

  • 修士の学位論文は、専攻した専修科目について提出するものとする。
  • 修士論文の提出にあたっては、課程修了予定1年前の学年末までに20単位以上(演習は含まない)を修得していなければならない。
  • 修士論文は4万字程度とし、第2年次の者は1月、第3年次以上の者は毎年7月または1月とし、あらかじめ指定された日時までに提出しなければならない

論文審査基準

  • 論旨が明快であり、論証が適切であること。
  • 資料が適切に収集されており、十分に分析・利用されていること。
  • 専攻分野及び近隣の分野にも目配りができていること。

学位論文の審査体制及び審査の方法

論文審査基準
  • 修士課程の学位論文の審査及び最終試験は、研究科委員会から選出された教員3名以上よりなる審査委員会が行う。
  • 審査委員は、指導教員を主査とし、当該学位論文に関連する授業科目担当教員を副査とする。ただし、研究科委員会が特に必要と認めたときは、大学院委員会の議を経て、前項以外の教員を審査委員会に加えることができる。
論文審査の方法

最終試験は、提出された学位論文を中心とし、これに関連する研究領域について、口述試問により行う。

博士後期課程

履修ガイド

専修科目1科目を自己の専修科目として3年以上履修し、研究指導教員の指導を受けることによって12単位を修得しなければなりません。

専修科目の担当教員を研究指導教員として、学位論文の作成、関連する他の研究指導科目及び講義科目の受講、その他研究全般にわたって指導を受けます。

博士の学位論文は、専修科目について提出します。

修了要件

3年以上在学して所定の単位を修得し、かつ必要な研究指導を受けたうえ、学位論文の審査並びに最終試験に合格する必要があります。合格した人には博士の学位が授与されます。ただし、在学期間に関しては、特に優れた研究業績をあげた者については、在学期間の特例による早期修了制度もあります。

学位授与までのプロセス

  • 研究指導教員による指導のもとで、各自の研究テーマを決定します。
  • 研究計画書(長期計画、年次計画)を作成します。
  • 学位論文テーマ及び内容に従い、指導体制(副査2名)を確定します。(論文指導委員会による研究指導へ)
  • 公開の研究経過報告会(第1回口頭発表)で研究経過報告を行います。

  • 研究指導教員による専修科目についての研究指導のもと、研究の具体化、深化をはかります。
  • 公開の研究経過報告会(第2回口頭発表)で研究経過報告を行います。
  • 博士学位論文テーマの最終決定、博士学位論文完成を目指します。

  • 研究指導教員による専修科目についての研究指導のもと、研究の具体化、深化をはかります。
  • 論文指導委員会による総合的な学位論文のチェックを受け、最終段階へ向かいます。
  • 論文予備審査の申請を行います。
  • 審査の結果が「可」であれば、博士学位論文提出
  • 博士学位論文審査(論文審査及び口述試問)
  • 合否判定

学位論文の審査基準

商学研究科 商学専攻

学位論文の審査については、専攻分野に関して申請者が自立して研究を行う能力を有するかどうかを、以下のような基準で判定する。

  • 独創的な見解や新たな知見があるか。
  • 論旨が明快であり、論証が適切であるか。
  • 資料が広範に収集されており、それが十分に分析・利用されているか。
  • 専攻分野及び近隣の分野に関して広範な知識があるか。
  • 専攻分野及び近隣の分野の優れた先行研究と同等の水準に達しているか。

経済学研究科 経済学専攻

学位論文の審査については、専攻分野に関して申請者が自立して研究を行う能力を有するかどうかを、以下のような基準で判定する。

  • 独創的な見解や新たな知見があるか。
  • 論旨が明快であり、論証が適切であるか。
  • 資料が広範に収集されており、それが十分に分析・利用されているか。
  • 専攻分野及び関連分野に広い視野を持ち目配りができているか。
  • 専攻分野及び関連分野の優れた先行研究と同等の水準に達しているか。

国際文化研究科 国際文化専攻

学位論文の審査については、専攻分野に関して申請者が自立して研究を行う能力を有するかどうかを、以下のような基準で判定する。

  • 独創的な見解や新たな知見があるか。
  • 論旨が明快であり、論証が適切であるか。
  • 資料が広範に収集されており、それが十分に分析・利用されているか。
  • 専攻分野及び近隣の分野に関して広範な知識があるか。
  • 専攻分野及び近隣の分野の優れた先行研究と同等の水準に達しているか。

社会福祉学研究科 社会福祉学専攻

学位論文の審査については、専攻分野に関して申請者が自立して研究を行う能力を有するかどうかを、以下のような基準で判断する。

  • 独創的な見解や新たな知見があること。
  • 論旨が明快であり、論証が適切であること。
  • 資料が広範に収集されており、それが十分に分析・利用されていること。
  • 専攻分野及び近隣の分野に関して広範な知識があること。
  • 専攻分野及び近隣の分野の優れた先行研究と同等の水準に達していること。

学位論文の審査体制及び審査の方法

論文審査体制
  • 審査委員会は、研究科委員会から選出された当該学位論文に関連のある授業科目を担当する教員3名以上で構成し、主査1名、副査2名以上とする。
  • 審査委員会の主査は、指導教員とする。
  • 審査のため研究科委員会が特に必要と認めたときは、大学院委員会の議を経て、本学及び他大学の大学院又は研究所等の教員を副査とすることができる。
論文審査の方法

最終試験は、提出された学位論文を中心とし、これに関連する研究領域について口述試問により行う。

専門職学位課程

修了要件

修了に必要な単位数は48単位です。

修了に必要な単位数は、次のすべての条件を満たすように修得する必要があります。
  • 財務会計分野から必修・選択必修科目を含めて10単位以上
  • 管理会計分野から必修科目を含めて6単位以上
  • 監査分野から必修科目を含めて6単位以上
  • 企業法分野から必修科目を含めて4単位以上
  • 租税法分野から必修科目を含めて6単位以上
  • 実践分野から選択必修科目を含めて4単位以上

1年間に履修できる単位の上限は36単位までです。

「論文指導Ⅰ」「論文指導Ⅱ」を選択し、論文を提出する人は、論文の審査及び最終試験に合格しなければなりません。

演習及び論文指導

会計専門職業人として、リサーチ能力及び文章作法能力を高め、さらにディベート、プレゼンテーション、コミュニケーションの各スキルを磨くために、少人数制の各種演習及び論文指導を設けています。

会計専門家の教育とともに公認会計士試験対応の教育も含まれます。講義で身につけた知識が定着したかどうかを確認し、それを論理的な文章に書くトレーニングは必須となります。また、課題に対する質問を受けたり、解答例に対する解説を行うことによって、問題点や疑問点を学生自らが解決するための支援を行います。


選択によって、2年間の研究成果のひとつとして当該学生が関心を持つ争点(課題)に関する論文の作成を、中間報告を経て論文完成まで個別に指導します。

その他の修学関連情報

授業時間

修士課程・博士後期程の授業は、月曜日から土曜日まで次の時間帯で行われます。専門職学位課程の授業は、月曜日から土曜日までの平日コースと、金曜日(前時限・後時限)・土曜日・日曜日を中心としたウィークエンドコースがあります。いずれも、各自の履修スタイルにあわせて時間割を編成することができます。

1時限 9:00~10:30
2時限 10:40~12:10
3時限 13:00~14:30
4時限 14:40~16:10
5時限 16:20~17:50
前時限 18:00~19:30
後時限 19:40~21:10

昼夜開講制

本学大学院では、全研究科において、社会人のリカレント教育に対する社会的な要請に応えるため、大学院設置基準第14条に定められている教育方針の特例を導入して、社会人・有職者が受講しやすいよう平日夜間、土曜日、特定の時間・時期(集中講義等)に授業を開講するなどカリキュラム編成や研究指導面について組織的・体系的な整備を図っています。

教員免許状(専修免許状)[修士課程]

中学校教諭一種免許状または高等学校教諭一種免許状を有する方で、「大学が独自に設定する科目」から本学所定の単位を修得したうえ、修士の学位を得た場合、中学校教諭・高等学校教諭の専修免許状を取得することができます。

研究科 専攻 免許教科の種類
商学研究科 商学専攻 高等学校教諭専修免許状(商業)
経済学研究科 経済学専攻 中学校教諭専修免許状(社会)
高等学校教諭専修免許状(地理歴史)(公民)
国際文化研究科 国際文化専攻 中学校教諭専修免許状(英語)(中国語)(韓国語)
高等学校教諭専修免許状(英語)(中国語)(韓国語)
社会福祉学研究科 社会福祉学専攻 高等学校教諭専修免許状(福祉)
福祉環境学専攻 中学校教諭専修免許状(社会)
高等学校教諭専修免許状(公民)