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本学教員養成の教育の質を高めるための取り組み

本学教員養成の教育の質を高めるための取り組み

 本学教職課程においては、入学から卒業(免許取得時)までを見通した指導を事務局と強い協力体制を維持しながら行っています。

 具体的には、入学時においては、『免許・資格取得のための手引』所収の「教職課程履修上の注意」及び「教職課程履修に関する規程」に基づき、「新入生オリエンテーション」を実施しています。その内容は、本学の教員養成の目標や教員としての資質、教職を目指す上での心構え等の説明だけではなく、学科ごとの取得可能免許(学校種、教科)、免許取得に必要な科目や単位、本学における教育実習の履修要件についても詳細に指導しています。また、4月上旬には、「教職希望者のための履修相談会」を実施し、教職課程専任教員が時間割作成の相談等をはじめとする、きめ細かい個別指導をしています。2年次以降も、年度初めに学年ごとの説明会を開催し、教職課程履修に関する情報の提供だけでなく、教員を目指す学生としての資質や力量の形成を視野において教職指導を行っています。特に次年度に教育実習を控えた学生には、「教育実習反省会」(その年度の「教育実習指導」内で実施)、「模擬授業実践会」(その年度の「教職実践演習(中・高)」内で実施)、「次年度教育実習予定者のための講演会」(中学校の現職教員や校長経験者による講演)への参加を求め、その後の振り返りもさせることで、翌年の教育実習への意識を高めるとともに、教育実習までに取り組むべき課題を明確にさせています。さらに、学生に対し、「履修カルテ」を活用して必要に応じた個別指導を随時実施しています。

 また、前述の教職課程正規プログラムだけでなく、地域の学校からのサポーターやボランティアの要請に応えています。

 なお、教育センターや就職課とも連携し、充実した内容の「教員採用試験対策講座」や「課外講座」、各教育委員会による教員採用に関する説明会を開催し、教員志望の学生を支援しています。