「ひとよし 花まる学園大学」がはじまりました

大学

2017.11.08

 今年も人吉市との連携事業である公開講座「ひとよし 花まる学園大学」がはじまりました。
 この講座は本学と人吉市、中小企業大学校人吉校の共催により実施されています。

 平成24年にスタートし、6回目を迎えた今回は「とことん歴史学」、「現代を読み解く」、「後世に残したい!人吉球磨の魅力再発見Ver.2」の3講座が開講され、本学は昨年に続き「現代を読み解く」を担当。現代社会において私たちを取り巻く事象、社会で耳目を集めている事例をテーマに講義が行われます。

 10月14日(土)、会場の中小企業大学校人吉校で行われた開講式には受講生や関係者およそ80名が出席しました。主催者挨拶に続き、鶴嶋俊彦氏(熊本城調査研究センター文化財保護主幹)を講師に「熊本城・城下町の歴史について」と題する講演が行われました。
 21日(土)からはじまった本学担当の講座では、吉川勝広商学部教授が「熊本産ブランドを使った商品の開発と流通」と題して講義を実施。受講者からは「商品開発の苦労が理解できた」「いつも何気なく眺めている商品にも製品化の過程でいろいろな事情があることが解り、たいへん有意義だった」との感想が寄せられました。

 また、28日(土)には受講者を大学に迎えて「キャンパス講義」を開催。向井洋子社会福祉学部講師が「第四の権力としてのマスメディア― 日本はトランプ政権とどう向き合うべきか」と題して講義を行いました。この「キャンパス講義」は今年で3回目。受講者からは「大学の講義の雰囲気に浸ることができる」と毎回好評を博しています。参加した16名は講義終了後、学生食堂で昼食を摂り、学内を散策したり、図書館を訪ねたりと、短い時間ながら思い思いにキャンパスでの時間を過ごしていました。かつて、本学の近所に住んでいたという受講生からは「大学も周辺も整備が進み当時よりずっときれいになった」、また他の受講生からは「毎年参加しているが、大学の講義を受けているようで楽しい。今回の講義もタイムリーな話題を分かりやすく説明していただき、とてもためになった」といった感想が述べられました。

 今後は2回の講義が予定されています(全4回)。※受講の申し込みは終了しました。

開講日 講師 講座名
10月21日(土) 吉川 勝広 商学部教授 熊本産ブランドを使った商品の開発と流通
10月28日(土) 向井 洋子 社会福祉学部講師 第四の権力としてのマスメディア― 日本はトランプ政権とどう向き合うべきか
11月11日(土) 伊津野 範博 商学部准教授 東南アジア・メコン地域の物流事情
11月18日(土) 髙木 亨 社会福祉学部准教授 震災復興と地域づくり

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