「保育実習指導Ⅱ」で現役保育教諭(卒業生)によるゲスト講義がありました

学部

2018.01.15

 1月11日(木)、子ども家庭福祉学科の「保育実習指導Ⅱ」(山西裕美社会福祉学部准教授)の授業で、同学科第5期卒業生で現役保育教諭の渡邉美由紀さん(田迎こども園勤務)を迎えてゲスト講義がありました。

 この授業では、保育士養成課程を履修する学生が、2年次に続き2回目となる保育所での仕上げの実習に向け、クラス担任としての仕事の意識と保育力量を身につけることを目的に、自主学習・グループ学習を通して実践的な指導法や子どもへの理解を深めています。この日は約60名が、子ども園の最年長クラスで担任を務めている渡邉さんから、担任として求められる役割や子どもとの関わりの中での気づき・心がけなど、現場から見たさまざまなアドバイスを受けました。

 渡邉さんは、子どもの自由な発想を大切にすることで主体性や責任感が生まれてくると話し、園での取り組み事例を紹介。季節の移りかわり、生き物・自然との触れ合いなど、日常での発見や興味をきっかけに大きく成長する子どもたちから、自身も多くを学んでいると語りました。さらに、「実習に積極的に参加し、自分が心から働きたいと思える仕事や職場を見つけて。きっと新たな出会いがあるはず」とエールを送りました。講義の終盤では一人ひとりに折り紙が配られ、子どもが喜んで参加できる遊びを体験し、夢中に取り組む学生の姿も見られました。

 保育士をめざしている奥村真帆さん(子ども家庭福祉学科3年)は、「思いもつかないようなところで保育の工夫をされていて勉強になりました。ぜひ取り入れたい」と笑顔で話しました。

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