3月30日(金)、本学と崇城大学(熊本市西区)は包括的連携協定を締結しました。

2018.03.30

 3月30日(金)、本学と崇城大学(熊本市西区)は包括的連携協定を締結しました。本学が県内の私立大学と包括的連携協定を締結するのは、初めてとなります。

 調印式は、本学の幸田亮一学長、崇城大学の中山峰男学長をはじめ、双方の関係者が出席し、今年3月に竣工した崇城大学英語学習施設「SILC(シルク)」で行われました。

 調印に先立ち中山学長は「地元熊本の活性化を視野に入れ、私立大学として知恵を絞り学生が学びやすい環境を作ることで、学生の資質向上に臨みたい。崇城大学は理系の、熊本学園大学は文系の大学であり、お互いの特徴をいかし連携したい」と挨拶しました。

 幸田学長は、「単独の大学だけでは地域活性へ貢献できる分野が限られる。崇城大学と本学は文理が重なることがなく、お互いの得意分野をいかすことが可能。教育および研究活動の交流をすることで高等教育を発展させ、地域貢献を果たしたい」と期待を述べました。

 今回の協定は、教育研究活動の交流による地域貢献を主な目的として、共同研究の実施やシンポジウムの共同開催、両大学の学生団体の交流や施設の相互利用、教職員の資質向上に向けた取り組みなどを検討していきます。また、18歳人口減少の加速化への対応や熊本の活性化など地方の中堅大学として果たす役割も模索します。近く両大学で代表者による運営委員会を発足させ、具体的な連携事業の実施に向けて協議を進めます。

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