平成30年度 大学懇談会がスタートしました

大学

2018.06.10

 6月10日(日)、在学生の保護者を対象とした平成30年度 大学懇談会がスタートしました。この懇談会は、学生の学業成績、進路、就職などの学生生活全般、また大学の現状をお伝えするとともに、保護者の皆さまからの要望や質問をお受けする機会として開いているもの。今年度は6月から7月にかけて九州・沖縄8会場での開催を予定しています。初回の熊本会場は本学で開かれ、約400名の保護者の皆さまにご参加いただきました。

 開会に先立ち、幸田亮一学長は「本学は創立から76年、海外へ雄飛する人材の育成をめざし、地域の核となる人材を輩出し続けてまいりました。現在も、学生の支援に力を注いでいます。また、教育研究活動の拠点として九州における文系総合大学として存在感を示すべく目標を掲げ、達成をめざしています。本日は、大学がどのように学生の学びを支えているか、直にご覧いただきたい」と挨拶しました。

 今年度の熊本会場は、『学びをつなぐ、クマガク』をテーマに、学生生活、就職支援、学部の学びに関する大学側からの説明に加えて、それぞれの活動に取り組む在学生の声を紹介する構成で行われました。
 学生生活について吉村純一学生部長は、現在の大学生は保護者世代に比べで情報化が急速に進み、激しい社会情勢の変化のなかにあるとしたうえで、インターネット上のトラブルや事故等の防止に向けた学生部の対応について説明しました。吉村学生部長は「大学生は一人の独立した人間として大人へと成長する段階。大きく羽ばたけるように支援していく。保護者の皆様にもご協力をお願いしたい」と呼びかけました。その後、学業と両立しながらスポーツ活動で実績を挙げている在学生3名が登壇し、これまでの取り組みや学びへの向き合い方などを紹介しました。

 続いて、嶋田文広就職課長が、平成29年度就職決定状況、現在の就職状況、キャリア教育・就職支援を解説。「就職は売り手市場ではあるが、活動を行う学生の苦労はあまり変わっていない。企業は、人材不足のなかで厳選採用とシビアに学生を見ている。就職課でも就職のマッチングを考慮し支援している。家庭でも将来について話をしてほしい」と話しました。
 さらに、インターンシップや企業と連携した課題解決学習に取り組む学生、就職内定者が登場し、活動とその成果についてプレゼンテーションを行いました。

 午後は、学部ごとの会場に分かれて学部説明会が開かれました。各学部の教育方針、履修科目や成績についての説明が行われた後、在学生が登壇し、学びを通して得た経験や成果を発表しました。
このほか、成績・資格・留学など各種相談に応じる個別相談会、学内施設を巡るキャンパスツアーなどが催され、多くの保護者が参加しました。

 懇談会に出席した経営学科・男子学生の保護者の方からは「普段は子どもと将来について深い会話ができないので、自分が情報を得ることで話題を共有したいと思い参加した。就職支援について詳しく知ることができたので、この時期に参加してよかった」との感想をいただきました。

 ご来場いただきました皆さま、ありがとうございました。

 今後の大学懇談会の日程は、下記をご参照ください。
たくさんのご参加をお待ちしております。
http://www.kumagaku.ac.jp/gakusei/event/kondankai

 

 

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