FACULTIES

経済学科

経済学部

経済学科

学生数:978名(男子77%|女子23%)教員数:27名

学生数:978名(男子77%|女子23%)教員数:27名

地域社会のニーズと時代の変化に対応して3専攻を再編。

2024年度より専攻の構成を「現代経済専攻」「地域・国際経済専攻」「経済データ分析専攻」へと再編。急速なデジタル変革の動きや世界的な半導体メーカーであるTSMC(台湾積体電路製造)の熊本県進出などの変化に対応し、これからの社会で活躍する人材を育てます。

学びのキーワード
経済学の視点で世界や
地域の課題を解決する

1年次に経済学の基礎を学び、2年次から興味・関心に応じて3つの専攻へ進みます。2年次秋にはゼミを選択して専門分野を定め、将来に向けて実践的な知識を修得していきます。資格取得や就職対策など、学科・専攻を横断した履修モデルを用意しています。

データサイエンスの基礎を
学び経済の実情を知る

「経済データサイエンス入門」を2022年度から開講。データサイエンスの役割、データへのアクセス方法、データサイエンスに必要な確率統計とディープラーニングの基礎知識、および情報倫理を学びます。ゲスト講義を中心とした内容は、デジタル技術を身近に感じることができ、学生たちから好評を得ています。

アクティブ・ラーニングで
総合的思考力を育む

経済学の専門教育に加え、学外での研修やフィールドワーク、インターンシップなどのアクティブ・ラーニングの機会が充実しています。学んだ知識・技能を活用する機会が多数あるので、国内外の実社会や地域社会が抱える問題を発見し、さらに解決するための総合的思考力が身につきます。

経済学科の学び
一人ひとりにあった専攻で深い学びを提供

2年次に現代経済専攻、地域・国際経済専攻、経済データ分析専攻のなかから選んだ専攻に進みます。各履修モデルのスキルアップ科目では専攻をまたいでプラスαの実践力を磨き、応用力・専門知識を備えた総合力を身につけます。

経済学科の学び
資格取得等
ビジネスシーンで即戦力となる金融・情報系の資格のほか、就職に役立つTOEIC®受験もしっかりサポート。
取得できる免許・資格
  • 高等学校教諭一種免許状(地理歴史・公民)
  • 中学校教諭一種免許状(社会)
  • 司書
  • 司書教諭 ほか
取得や受験を支援している資格・検定
  • TOEIC®
  • ファイナンシャル・プランニング技能検定
  • 証券アナリスト
  • 経済学検定試験(ERE)
  • 基本情報技術者試験
  • 情報セキュリティマネジメント ほか
カリキュラム
カリキュラム
カリキュラム
教養系科目
幅広い「教養」を体系的に身につける
ディプロマ・ポリシーに沿った「教養教育」

学部教育での高度な「専門」知識はもちろん、幅広い「教養」を体系的に修得することで、多様な人々と協力しながら地域や世界の課題に取り組むことができる人材を育成しています。「卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)」に沿った教養教育は、知的応用能力だけでなく「総合力」で社会を動かす力を生み出し続けています。

※これは2024年度版です。2025年度版は変更になる可能性があります。
※上記のカリキュラムツリーは主に全学部共通で開講されている科目を示しています。学科や学年によっては開講されていない場合や科目名称が異なる場合があります。

(2024年度入学生適用)●必修 ◎選択必修 ◯選択
このほか、放送大学・熊本大学・熊本県立大学との単位互換科目や、教職課程に関する科目などがあります。

PICK UP!
マクロ経済学入門I

GDPや物価指数といった国や地域の単位で集計された経済変数について学びます。また、家計・企業・政府の経済活動とGDPの関係を理解します。

PICK UP!
国際フィールドワーク

海外でインターン実習、調査、ボランティア活動などを⾏います。現地実務者による講話・講義もあり、大学で学んだ専門知識を実践的に応用する力を身につけます。

PICK UP!
情報メディア論

情報科学を用いた経済分析を行う際に必要な基本的知識やスキルの修得を目標に、画像処理や音声加工、コンピュータによることばの取り扱いについて実践的に学びます。

ゼミ現役生×教員
ゼミ現役生×教員
小葉ゼミ

経済データを用いた実証的な研究で経済学の基礎理論の理解を深める

Student’s Voice さまざまな経済データを分析する力を身につける

田中 梢

経済学科4年熊本県/第一高等学校出身

「マクロ経済学入門」を受講した際、とてもフレンドリーな小葉先生と出会い、ゼミでは「先生と話しやすい」ことが重要だと考え、小葉ゼミを希望しました。主に統計学やデータ分析を行うゼミで、実際の経済データを用いた実証的な研究を進めることで、先行研究の活用についても理解が深まります。また、学期に一度イベントを行っており、ゼミ生同士で交流を深めることができるなど、楽しみながら学べるところも魅力です。

Professor’s Voice 根拠を持って現実を見る。その力を養ってほしい

小葉 武史

経済学科教授

本ゼミのテーマは「マクロ経済の計量分析」です。直感や公式に頼るだけでなく、論理的に、本質を理解できるようになってほしいと考えています。分かりやすく伝えるため、専門用語を使いすぎない点も大事にしています。計量分析ソフトを用いたデータ分析を行い、その研究結果を発表してもらいますが、田中さんが「ふるさと納税」を研究しているように、実在するデータをもとに現実社会の問題を論理的な道筋で解決へ導くことを学んでいきます。

時間割モデルケース
池田 李
地域経済の観点から食と農を学び生まれ育った熊本に貢献したい

池田 李

経済学科4年熊本県/八代白百合学園高等学校出身

「農業政策Ⅱ」では、大規模農家とは違い、補助金などが受けにくい小規模農家でも、集落で共同することで効率的に農業を進められる「集落営農」について学びました。農家として働く方の現状を知ることで、農業を身近に感じることができ、ゼミ活動の一環で、農場へのフィールドワークに参加したことで、学びがより深まりました。

池田さんの3年次 秋学期授業時間割

 
1 労働経済論Ⅱ        
2 自治体経営論       消費者問題
と法
3 演習Ⅲ 環境論Ⅱ      
4         警察活動の
理論と実務
5   農業政策Ⅱ     環境経済学
卒業生メッセージ
日髙 光祐
クマガクでの学びを、生まれ育った地元の課題解決にいかしたい

日髙 光祐

経済学科(2024年3月卒業)宮崎県/小林高等学校出身
就職先小林市役所

教職か行政職のどちらかを志望していたため、苦手な数学を克服したいと経済学部へ。学科での学びを深めていくうちに、「地元の自治体に貢献したい」という想いが次第に強くなり、公務員試験に照準を合わせることを決意。2年次からは公務員講座を受講し始め、必須である数学も講座でしっかりと対策することができ、何より同じ志を持った多くの仲間と切磋琢磨しながら高め合うことができたこともありがたかったです。また、大学生活では一人暮らしを4年間継続できたことも、これから社会人生活を送っていくうえで自信になりそうです。

就職実績
経済学科は「公務員・金融機関」に強い
  • 財務省国税庁(国税専門官)
  • 熊本県庁(行政)(教育行政)
  • 熊本市(事務職)(消防職)
  • 熊本県警察
  • (株)肥後銀行
  • (株)熊本銀行
  • 熊本信用金庫
  • 熊本第一信用金庫
  • 九州労働金庫
  • 熊本県信用保証協会
  • 平田機工(株)
  • TOTO(株)
  • 東京エレクトロン九州(株)
  • プライムアースEVエナジー(株)
  • 三和シヤッター工業(株)
  • (株)熊本日日新聞社
  • (株)ヤマックス
  • (株)KIS

※ 過去3カ年の実績より一部抜粋。