FACULTIES

ライフ・ウェルネス学科

社会福祉学部 第一部

ライフ・ウェルネス学科

学生数:424名(男子73%|女子27%)教員数:11名

学生数:424名(男子73%|女子27%)教員数:11名

福祉の心と身体活動・スポーツの視点から、健康・生きがいづくりを考えます

ライフ・ウェルネス学科の強み
社会のニーズを踏まえ、
新しい科目を新設

地域での運動・スポーツを通じた健康づくりの需要の高まりを踏まえ、運動・スポーツの組織・団体の育成とマネジメント、コーチング、地域スポーツ指導などの科目を新設。学びの内容を拡大し、知識と実践力を持った人材を育成します。

健康づくりを通した
生活の質向上を考える

社会福祉学を基礎として「スポーツ」と「健康」を学び、福祉や健康に関わる知識や技術を身につけます。また、それらを基礎とする身体活動の実践を通して、地域社会のウェルビーイング(より暮らしやすい地域社会の実現)に貢献できる人材の育成をめざします。

運動指導を行うための
段階的な資格取得が可能

安全で効果的な運動指導を行うための資格である「健康運動実践指導者」の認定試験の受験資格が3年次から取得可能。また、卒業時に受験資格を取得できる「健康運動指導士」のほか、保健体育の教員免許など、段階的に資格を取得できる環境です。

ライフ・ウェルネス学科の学び
運動やスポーツと社会福祉を組み合わせた学びで心身の健康維持や、豊かな生活を支えていきます
学生VOICE
田上 祐羽
夢の実現に向け、スポーツ指導法も学んでいます

田上 祐羽

ライフ・ウェルネス学科 3年熊本県/九州学院高等学校出身

「教師になる」というのが、小学生のころから抱いている夢。そのために、スポーツ指導法やスポーツ心理学、生理学などスポーツを指導するうえで役に立つことを多く学んでいます。教職課程も履修しており、先生方が「教職、諦めるなよ」と熱心に指導してくださるので、大変な勉強も乗り越えられています。また、スポーツ実技の授業も多く、すぐに同級生と仲良くなれる雰囲気も魅力です。「わかりやすい!」「できた!」の声が多く聞けるような教師になるのが目標です。そのためにも多くのことを学びながら、教員採用試験に向けて勉強を積み重ねていきたいです。

卒業生MESSAGE
大木戸 敦
生徒の誰もが主役になれるような先生に!

大木戸 敦

ライフ・ウェルネス学科(2025年3月卒業)熊本県/熊本商業高等学校出身
就職先熊本県中学校教員(保健体育)

入学時から「児童・生徒一人ひとりが主役になれるような教師になる」という夢を持って学んでいました。教員採用試験に向けた充実したカリキュラムも魅力でした。健康と運動に関する専門知識や、生徒の多様なニーズに対応するための心理学、コミュニケーション力などが、教員採用試験突破への大きな力になったと思います。大学で身につけた専門的な知識をもとに、生徒が受けたいと思える授業や、話しやすい環境作りを心がけて生徒一人ひとりが主役となれるよう尽力したいです。

カリキュラム
カリキュラム
教養系科目
幅広い「教養」を体系的に身につける
ディプロマ・ポリシーに沿った「教養教育」

学部教育での高度な「専門」知識はもちろん、幅広い「教養」を体系的に修得することで、多様な人々と協力しながら地域や世界の課題に取り組むことができる人材を育成しています。「卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)」に沿った教養教育は、知的応用能力だけでなく「総合力」で社会を動かす力を生み出し続けています。

※これは2025年度版です。2026年度版は変更になる可能性があります。
※上記のカリキュラムツリーは主に全学部共通で開講されている科目を示しています。学科や学年によっては開講されていない場合や科目名称が異なる場合があります。

(2025年度入学生適用)●必修 ◎選択必修 ◯選択
このほか、 放送大学・熊本大学・熊本県立大学との単位互換科目や、 教職課程に関する科目などがあります。

PICK UP!
ライフ・ウェルネス入門

専門領域が異なる複数の本学科教員によるオムニバス形式の講義を行い、個人および社会的な健康観について多面的な視点から学び、ライフ・ウェルネスとは何かについて考察します。

PICK UP!
コーチング論

新時代にふさわしいコーチングについて、「グッドコーチに求められる資質能力」における人間力(思考・判断・態度・行動)を中心に、理論や応用の指導法について学習します。

PICK UP!
スポーツ心理学

スポーツ場面における諸現象を心理学的に分析し、アスリートの実力発揮に関わる心理的要因と、それに関与する環境要因や社会的要因などについて学びます。スポーツを実施・継続・指導する際に有用なスポーツ心理学の基礎知識や技能を身につけます。

ゼミテーマ
  • 石橋ゼミ競技選手におけるトータルコンディショニングの在り方
  • 立木ゼミ社会におけるスポーツの諸相、文化としてのスポーツ
  • 藤塚ゼミ児童・生徒および学生の健康・体育的問題を解決するための教育的方策
  • 府内ゼミ安全で効果的なトレーニング法の検討
  • 向井ゼミ地域スポーツを通じた災害復興と地域活性化
  • 小田切ゼミ現代世界・社会と人間存在をめぐる哲学・倫理的冒険
  • 髙橋ゼミ競技力向上に貢献可能な効果的なアスリートサポート
  • 荒井ゼミ運動・スポーツをとおした身体的・心理的・社会的ウェルビーイング(健康・幸福)
  • 久保ゼミ運動スポーツ心理学の意義と役割
  • 柳田ゼミスポーツイベントおよびスポーツ施設におけるスポンサーシップの効果分析

※年度により変更になる場合があります。

現役ゼミ生×先生師弟対談
講義で聞けない「ライフ・ウェルネス学科」の学びについて
日常で不安に思うアレコレを思い切って聞いてみました
小﨑 友裕
現役ゼミ生

小﨑 友裕

ライフ・ウェルネス学科 4年

熊本県/宇土高等学校出身

小﨑 友裕
講師

久保 昂大

〈専門分野〉

スポーツ心理学

小﨑

スポーツ選手のメンタルトレーナーになるのが夢なので、スポーツ心理学を深く学びたいです。研究をするうえで難しい点はありますか?

久保

いろんなことを学ぶ必要がある点でしょうか。専門領域の先行研究を網羅しつつ、研究法や統計学の知識も必要です。また、研究成果をまとめたり、海外の研究者とコミュニケーションを取るために英語が必要にもなります。

小﨑

逆に、やりがいはどんなときに感じられますか?

久保

自分の論文がニュース記事やブログに引用されたり、他の研究者や大学院生が僕の論文を読んでくれていることを知ったとき、自分の研究が社会に何らかの影響を与えていると実感できますね。

小﨑

先生はなぜ、スポーツ心理学を研究しようと思ったのですか?

久保

昔は、高校野球の指導者になって、結果が出ずに苦しんでいる選手の助けになりたいと思っていました。その一貫で、大学院でスポーツ心理学に触れるうちに研究の楽しみを知った感じですね。

小﨑

私もスポーツ選手を支えたいと思っているので、心理がいかに競技に関係しているのかをさまざまな研究をもとに知ることができ、興味深いです。

久保

小﨑さんは3年秋学期のゼミ初回で「メンタルトレーナーになりたい」と相談に来ましたね。早い段階でそんな覚悟を持って相談に来られるのはすごいし、頼もしく感じています。

小﨑

入学時から変わらない夢です。さらに第二の夢として、50、60代くらいになったら出身地域でスポーツクラブのコーチなどを行い、地域貢献していきたいとも考えています。大学で学ぶなかで、競技スポーツだけでなく地域スポーツにも目を向けるようになりました。

久保

将来、メンタルトレーナーをめざすのであれば、英語と統計学をしっかり学んでほしいです。また、日本スポーツ心理学会が認定しているメンタルトレーニング指導士という資格は、大学院を修了し、スポーツ心理学に関連する修士号を取得する必要があります。

小﨑

そうですね。夢を叶えるためにも、大学院への進学が目標です。

久保

多くの大学院の入学試験でも英語力が求められます。また、この資格取得にはある程度の研究業績が求められますが、スポーツ心理学に関する研究を進めるためには統計学の知識が必須です。いまのうちから英語や統計学にも時間を割いておくと、後々役立つと思います。

就職実績
ライフ・ウェルネス学科は「教職、健康・スポーツ関連企業」に強い
  • 熊本県(教員/中学校保健体育)
  • 熊本市(教員/中学保健体育)
  • 熊本市(消防職)(社会福祉職)
  • 厚生労働省(労働基準監督官)
  • 玉名市(事務職)
  • 八代広域行政事務組合(消防職)
  • 熊本県警察
  • 福岡県警察
  • (福)恩賜財団 済生会熊本病院
  • (医)寿量会 熊本健康・体力づくりセンター
  • (株)肥後銀行
  • (株)熊本銀行
  • (株)コロンビアスポーツウェアジャパン
  • 日本卓球(株)
  • (株)SYSKEN
  • 西部電気工業(株)
  • (株)マイナビ
  • (株)ルネサンス

※ 過去3カ年の実績より一部抜粋。

資格取得等
保健体育の教員免許をはじめ、
2018年度から健康運動実践指導者の認定試験受験資格が取得可能に。
取得できる免許・資格
  • 高等学校教諭一種免許状(保健体育)
  • 中学校教諭一種免許状(保健体育)
  • 社会福祉士(国家試験受験資格)
  • 健康運動指導士(認定試験受験資格)
  • 健康運動実践指導者(認定試験受験資格)
  • 公認スポーツ指導者
  • スクールソーシャルワーカー
    (認定課程修了証明申請資格)
  • 司書
  • 司書教諭