3号館跡地に新校舎建設-平成31年3月竣工予定

大学

2018.04.19

 学校法人熊本学園は、熊本地震の被害により被災した2・3号館跡地、ならびに平成31年度中に解体する1号館跡地に、新校舎建設および庭園整備を含めた再開発を行うことを決定しました。

 新校舎の建設予定地は3号館跡地を中心とするエリアで、建設工事は平成30年4月3日に着工、建物の竣工は平成31年3月の予定。

 新校舎は鉄筋コンクリート造・地上4階建、建築面積は1815.97平方メートル、延床面積は4609.19平方メートル。熊本地震の経験を踏まえ、災害時に地域の避難所として活用できるよう、防災機能の強化を図るとともにユニバーサルデザインに配慮した設計が施されています。さらに、多くの学生が集う本学の新しいランドマークとして、外壁面にガラスを使用し、学生の活動で賑わいがあふれ出す明るく開放的な空間をめざします。講義室、演習室、調理実習室、教育センター、国際教育課事務室のほか、誰もが立ち寄りやすい1階のフロアには学生がアクティブ・ラーニングに活用できる「スチューデント・コモンズ」を配置。多様化する教育ニーズに応えられるよう、ICT環境の充実も図ります。

 3月29日(木)には、建設予定地で地鎮祭が執り行われ、学園関係者、設計・建築関係者が出席しました。神事のあと、建築主挨拶で目黒純一理事長は「学生・教職員一同、この地に素晴らしい校舎が建ち上がることを期待している。関係者の皆さまには、工事をしっかりと見守っていただき、新しい学生のための学び舎が立派に完成するようお力添えいただきたい」と述べました。

  • 設計・監理者 株式会社 教育施設研究所
  • 施工者    株式会社 竹中工務店 九州支店

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