在学生

クマガクフォーカス KUMAGAKU
FOCUS

学生たちの応援に華をそえるチアダンス部を創部

応援団チアダンス部 部長

子ども家庭福祉学科3年
大分県/藤蔭高等学校出身

矢原 来夢さん

Yahara Raimu

情熱CHALLENGER

部員全員で作り上げたチアダンス部

 運動部の壮行会や祝賀会などの学内イベントで、軽快な音楽に合わせてキレのあるダンスを披露するチアダンス部。創部からわずか2年足らずで学内外からオファーを受け、活躍の場を広げている。同部の創設に携わり、現在部長を務めるのが矢原来夢さんだ。
 児童養護施設での勤務をめざして、社会福祉士と保育士両方の資格が取得できることに魅力を感じて子ども家庭福祉学科に進学した矢原さん。高校時代にもチアダンスの経験があり、大学1年次にチアダンス部を立ち上げた。部員5名、マネージャー1名のスタートで、コーチはおらず、ほとんどがチアダンス初心者。バレエやバトントワリングなどの経験がある部員たちと意見を出し合い、動画サイトや映画、テレビ番組のチアダンス特集などを参考に、部員全員が輝く振りつけやフォーメーションを研究した。少ない部員数に加え、コロナ禍で思うように活動ができず、時には公園や河川敷で練習することもあったという。サークル運営のノウハウはリーダー部や周囲の先輩たちに相談し、着用するユニフォームは部員たちと一緒にデザインから仕様まですべて手掛けた。すべてが手探りの創部1年目だった。

練習は週2日の2時間。振りつけや踊る時の表情などを確認し合う

大学を活気づけるために多方面で活動

 初めてのパフォーマンスは、2021年12月に14号館高橋守雄記念ホールで行われた応援団定例行事の合同演武会。その後、学園祭や壮行会でパフォーマンスをすることによってチアダンス部の知名度が上がり、情報誌からの取材や地域のダンスイベントへの出演依頼が増え、地元企業のCMにも起用された。
 今年12月の「応援団60周年イベント」を最後に部の引退を迎える矢原さん。「私個人の目標は、チアダンス部に入ってよかったと部員に思ってもらうこと。最後まで部長としてやれることを精一杯やりたい。そして、クマガクを盛り上げるとともに、チアダンス部のことをもっと知ってもらいたい」と笑顔で語った。

学園創立80周年記念祝賀会でも堂々とパフォーマンスを行った

(2023年4月取材)

チアダンス部の必需品

トレードマークのリボンは、マネージャーが部員一人ひとりに手作りしてくれたもの。

銀杏並木 461号

クマガク学園通信「銀杏並木」掲載号のご案内

このページの記事も掲載しているクマガクの学園通信。
大学の出来事や大学から今お伝えしたい事を特集しています。
バックナンバーもデジタルブックでご覧いただけます。