FACULTIES
商学科

商取引についての知識やマネジメントについて幅広く学び、 社会や組織のなかで柔軟に対応し、 活躍できる実践力を身につけます

「経営・金融専攻」の2専攻制
マーケティングや情報技術などを学び、営業・企画立案を得意とする人材をめざす「流通・情報専攻」と、マネジメントや金融など経営者に必要な視点を学ぶ「経営・金融専攻」のいずれかを2年次に選択。就きたい仕事に直結した学びを深めることができます。

「ビジネス・クリエーション科目群」
起業、新規事業創設、第二創業など「事業の創造」をテーマとした新しい科目群を設置。学外の幅広い専門家と連携した科目構成により、視野の広いアントレプレナーシップ(起業家精神)を持った人材を育成するとともに、実社会でいかせる知識を身につけます。

これまで多くの学生が会計専門職の道へ
公認会計士・税理士といった会計のプロをめざす「会計専門職コース」があり、多くの卒業生が会計分野で活躍しています。組織統括力やビジネスセンスなどの商学科の学びに加え、企業経営をするうえで必要となる会計の知識を深めます。
1年次で商学・経営学の基礎を学びながら、専攻をじっくり考え、選ぶことができます。
専攻を念頭に学修するため、早い段階から学びに対する興味・関心に気づきやすくなるのもメリットのひとつです。
また、1〜4年次までの演習科目は少人数で行われ、きめ細かな指導を受けることができます。



学部教育での高度な「専門」知識はもちろん、幅広い「教養」を体系的に修得することで、多様な人々と協力しながら地域や世界の課題に取り組むことができる人材を育成しています。「卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)」に沿った教養教育は、知的応用能力だけでなく「総合力」で社会を動かす力を生み出し続けています。

※これは2025年度版です。2026年度版は変更になる可能性があります。
※上記のカリキュラムツリーは主に全学部共通で開講されている科目を示しています。学科や学年によっては開講されていない場合や科目名称が異なる場合があります。
(2025年度入学生適用)●必修 ◎選択必修 ◯選択
このほか、放送大学・熊本大学・熊本県立大学との単位互換科目や、教職課程に関する科目などがあります。


暮らしと密接な関係にある代表的な金融機関である、銀行・証券会社・保険会社の仕組みや役割について、分かりやすく解説します。金融に関する基礎的な知識を理解できる内容です。


超スマート社会への移行に伴い、必要性が高まっているプログラミング技術を学修し、小規模なプログラムの作成を行います。プログラム作成をとおして、論理的な思考力の養成を図ります。


「組織のなかの人間行動・集団行動」や「組織の設計」、「社会のなかでの組織の行動」を考察する経営組織論。理論や企業経営における問題などについて、実例をもとに説明します。
変化の激しい時代に、新しい事業をどうやって創っていくのか。起業、新規事業創設、第二創業など「事業の創造」をテーマとした科目群を新設。豊富なゲスト講義のほか、実際にビジネスを組み立てる演習などをとおして事業創造に必要な知識を身につけます。

ビジネスゲームをとおして会社経営を疑似体験。経営と数字の関係を体感的に理解します。

グループ単位で新事業の計画を策定。最終的にプレゼンを行い、講評も受け取ります。

ベンチャー企業の支援機関による講話から、支援現場の実際を理解します。

事業承継を機に新事業の展開に成功した企業の話から、発展のポイントと課題を探ります。
地域と企業は密接な関係にあります。地域に根ざした企業が抱える課題が何かを考え、その解決策を学ぶのが「くまもと未来創造科目」です。地元企業のゲスト講義や課題解決型学習(PBL)を通して、ビジネスのみならず地域の発展についても学んでいきます。

- プロスポーツチームによるゲスト講義でマーケティングや決算書の読み方を学ぶ
- 試合観戦やボランティアでの現場調査
- チームの課題解決を考えるワークショップ、プレゼンの実施

- 食を対象としたマーケティング・マネジメントを学ぶ
- 熊本の農水産物の価値をいかしたブランド化戦略を知る
- フードビジネスを展開する企業によるゲスト講義で、経営戦略や新規事業について学ぶ

- 九州熊本の経済や地域金融機関の特徴を知る
- 地域経済における公的金融機関・地域金融機関の役割と課題を学ぶ
- 金融機関やカード会社によるゲスト講義で新規ビジネスや将来性について学ぶ

- 百貨店、スーパー、コンビニエンスストアなど、多業種の流通業態の特性を理解する
- 熊本の小売業界から実務者を招き、地域に根ざした小売と最新事情を学ぶ
- 熊本から全国展開する企業などのゲスト講義で地域貢献・人材育成などについて学ぶ
日常で不安に思うアレコレを思い切って聞いてみました

本田 光
熊本県/熊本工業高等学校出身

吉川 勝広
マーケティング論、流通システム論
〈本田〉
学生のうちに取り組んだ方がよいことは何でしょうか?
〈吉川〉
「疑問に思ったこと」、「知りたいこと」を自分で調べる習慣をつけることでしょうか。指定されたテキストを読んで覚えるだけではなく、自分で調べ、それを自分の知識として身につけ、応用できるかが社会に出るときの資産になるからです。
〈本田〉
ゼミでは「日本企業のマーケティングと流通」を研究していますが、自社の商品を差別化し付加価値をつけるマーケティングの考え方を興味深く感じています。
〈吉川〉
授業で基本的理論は学びますが、社会は常に変化しています。常にその変化に敏感であることで、その学びをいかせると思います。そのためのひとつの方法が、新聞を読むことです。大学の図書館には世界中の新聞やビジネス誌もありますので積極的に活用してほしいですね。
〈本田〉
はい、規模の大きい図書館があることは、クマガクの大きな魅力のひとつですね!課外講座なども豊富なので、学修環境に恵まれているといつも感じています。
〈吉川〉
商学科で学ぶ知識は、将来のビジネスシーンで役に立つ基礎的な知識となります。それに読む、書く、話す、モラルある行動などの基本を押さえておく。そして、スケジューリングができるようになっておいた方が、より社会で力を発揮できると思います。
〈本田〉
社会人となるうえで大事な心構えですね。
〈吉川〉
本田さんはゼミでも課題に真摯に取り組み、報告も分かりやすいです。大きく成長していると思います。
〈本田〉
ゼミでは、玉名市天水町産のミカンを使った商品開発で、ビスコッティづくりも頑張りました。
〈吉川〉
試作品への意見を積極的に述べたり、包材の案を考えてくれていましたね。完成後はイベントで販売にも携わってくれ、接客が協力事業所から高評価でした。
〈本田〉
高校では経験できない学びが多くあります。これからは、在学中に簿記などの資格を取得して、社会に出てもいかしたいです。
〈吉川〉
大学では簿記、ファイナンシャルプランナー、税理士などの資格を取得するための講座も開設しています。ぜひ、就職課にも相談してみてください。応援しています!
- イオン九州(株)
- (株)アインホールディングス
- 熊本三菱自動車販売(株)
- (株)明和不動産
- (株)コスギ不動産ホールディングス
- (株)RKKCS
- トランスコスモス(株)
- (税)さくら優和パートナーズ
- 国立病院機構九州グループ
- 日本郵便(株)
- Japan Advanced
Semiconductor
Manufacturing(株) - アイシン九州(株)
- (株)ヤマックス
- 熊本県警察
- 熊本市(事務職)
- (株)肥後銀行
- (株)熊本銀行
- 熊本第一信用金庫
※ 過去3カ年の実績より一部抜粋。
ファイナンシャル・プランナーなど金融系の資格取得も奨励。
- 高等学校教諭一種免許状(商業)
- 司書
- 司書教諭 ほか
- 公認会計士
- 税理士
- 簿記検定
- ファイナンシャル・プランニング技能検定
- 日本語検定