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学長メッセージ

学長メッセージ

 熊本学園大学は昭和17(1942)年の財団法人東洋語学専門学校の創立から数えて、令和4(2022)年に80周年を迎えました。第一期生の176名から始まり、いまや10万人を超える卒業生を輩出しています。財団法人東洋語学専門学校発足当時の立田山山麓での校地開拓・校舎建設にはじまり、昭和27(1952)年に現在の大江キャンパスに移転してから今日まで、学生と教職員が、師弟同行・自由闊達・全学一家という建学の精神のもとで、学園生活を送っています。

 師弟同行とは、教師と学生は同じ人間として規範を一つにして学ぶことを意味し、自由闊達とは、全構成員がのびやかで自由な雰囲気のなか、教育と勉学に勤しみ、研究に励み、明朗闊達で自由な創造的人間をめざすものを意味し、全学一家とは、教職員学生一体の学風を意味します。この三つの建学の精神を礎として、地域に根ざし、世界に飛躍する人財の育成に努めています。

 大学を取り巻く環境は時代とともに変化しています。その時代の流れを的確にとらえ、時代のニーズに即した教育を、これまでも実現させてきました。今日、本学が取り組んでいる教育テーマとして、SDGsをはじめとする現代社会の課題解決ができる人財育成、TSMC(台湾積体電路製造)の熊本県進出に対応する実践的教育、デジタルイノベーションに対応できる文理融合型教育、スポーツ教育・活動の振興をあげることができます。

 本学で過ごす日々のなかで、幅広い教養を身につけ、専門知識を修得し、サークル活動・インターンシップ・海外留学などを通して、夢を実現させてください。可能性は無限大です。みなさんが、卒業時に「この大学に来てよかった」という思いをもって社会に旅立てるよう、我々教職員一同、学生満足度の最大化を実践します。

令和6年8月1日
熊本学園大学
学長 林 裕