熊本商業高等学校との高大連携プログラムを実施しました
2025.03.27
2月26日(水)、令和6年度熊本商業高等学校高大連携プログラム(大学体験)を実施しました。本プログラムは、生徒たちの進路選択の支援を目的に、本学が熊本商業高校からの希望者を受けて実施するもの。今年で13回目を迎え、これまで商学部のみで行っていた本プログラムを今年度から全学部に拡大し、同校の2年生80名が参加しました。
「新1号館みらい」121教室で行われた全体会では、濱貴一入試広報部長が本学の概要について説明。その後、各学部長が登壇し、各学部の専門性や特色について詳しく紹介しました。
全体会終了後、生徒たちは4教室に分かれ、午前と午後の2コマにわたり、各学部の模擬講義を受講しました。商学部の模擬講義では、旅行や車の買い替えを検討する際に「なんとなく」お得だと考えて選択する交通手段や車種について、条件を整理し、管理会計学の視点から比較分析する大切さを実践的に学びました。経済学部の模擬講義では、世界経済の動向を例に経済学の基本的な考え方を紹介。外国語学部では、TSMCの熊本県進出を背景に、その影響や台湾文化に焦点を当て詳しく解説しました。社会福祉学部では、午前は能登でのボランティア活動などを事例に、地域の人々との会話を通じて多様な背景や課題を理解することの重要性について言及。午後の講義では、幼児教育の魅力や奥深さについて専門的な視点から解説し、子どもたちとの遊びを通じた学びや発達の過程に焦点を当て、教育の楽しさや意義を具体的に伝えました。生徒たちはメモを取りながら、真剣な表情で教員たちの説明に耳を傾けていました。
模擬講義の後は、8班に分かれてキャンパスツアーを実施。スタンプラリー形式で図書館、e-キャンパスセンター、トレーニングルームなどの施設を巡り、生徒たちは楽しみながら大学の設備を見学しました。その後、各学部の在学生が登壇し、学科の魅力や大学生活で力を入れていることについて、具体的なエピソードを交えながら発表しました。