リーガルエコノミクス学科の第2回秋期講座を実施

イベント

2025.01.22

 1月9日(木)、「新1号館 みらい」経済学部ラウンジで、リーガルエコノミクス学科が主催する第2回秋期講座を開催しました。この講座は、公務員志望の学生を対象に企画され、初回は「災害時の国・県・基礎自治体の復旧と復興 ―防災計画に対する行政の取組みと期待される人材―」をテーマに、国土交通省、熊本県、人吉市の職員が令和2年7月豪雨への対応や各組織の役割について講演を行いました。

 今回の第2回講座では、1年生を対象に、上級生による定期試験対策と学科での経験を共有する「リーガルエコノミクス学科一年次向け定期試験前相談会」を実施しました。1月下旬から始まる定期試験を控えた1年生に向け、13時から15時の2時間、先輩たちがアドバイスを提供する相談会には1年生28名が参加し、活発な交流が行われました。

 経済学部ラウンジでは、用意されたお菓子を囲みながら、上級生に試験勉強の方法や印象に残った科目について尋ねる1年生の姿が見られました。上級生たちは、1年生からの質問や相談に熱心に耳を傾け、自身の経験をもとに具体的で実践的なアドバイスを送っていました。参加した1年生からは、「大学の定期試験は高校とは異なり、一問一答形式や論述形式など多様な形態があるため不安があったが、先輩たちから直接話を聞くことで安心感を得られた」との声が聞かれました。また、「これまでラウンジを利用したことはなかったが、今後は空き時間に利用したい」といった意欲的な意見も上がりました。

 上級生たちは相談会の準備を進めるなかで、「相談会はフラットな形で座談会のように開くのがよい」とアイデアを出し、講座を担当する熊谷啓希准教授(専門:法と経済学)に提案しました。また、「一年生が話しやすい雰囲気を作るためにお菓子を用意してはどうか」というアイデアは一年生から出され、企画に反映されました。ある上級生は「私たちが1年生のころはコロナ禍の影響でオンラインだった授業もあり、後輩とは同じ状況ではない授業もありましたが、履修して良い経験になった授業などを紹介しました。私たちの時はこのような交流の場がなく、今回の企画が羨ましい。1年生の大学生活の不安を少しでも解消できたのなら嬉しい」と感想を述べました。

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