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経済学科

経済学部

経済学科

学生数:1040名(男子78%|女子22%)教員数:28名

学生数:1040名(男子78%|女子22%)教員数:28名

経済学の視点でものごとを捉え、 世界や地域で起こるさまざまな問題を解決する力を持った人材を育てます

学びのキーワード
経済学の視点で世界や
地域の課題を解決する

1年次に経済学の基礎を学び、2年次から興味・関心に応じて3つの専攻へ進みます。2年次秋にはゼミを選択して専門分野を定め、将来に向けて実践的な知識を修得していきます。資格取得や就職対策など、専攻を横断した履修モデルを用意しています。

データサイエンスの基礎を学び
データ分析から課題解決を考える

「数理・データサイエンス・AI入門」を2025年度から開講。近年はデータサイエンスの知識やスキルを持つ人材が求められています。経済学科では、1年次の「数理・データサイエンス・AI入門」からはじまる、一連のデータサイエンス系専門科目をとおして、データサイエンスの基礎を学びます。

アクティブ・ラーニングで
総合的思考力を育む

経済学の専門教育に加え、学外での研修やフィールドワーク、インターンシップなどのアクティブ・ラーニングの機会が充実しています。学んだ知識・技能を活用する機会が多数あるので、国内外の実社会や地域社会が抱える問題を発見し、さらに解決するための総合的思考力が身につきます。

経済学科の学び
一人ひとりにあった専攻で深い学びを提供

2年次に現代経済専攻、地域・国際経済専攻、経済データ分析専攻のなかから選んだ専攻に進みます。 各履修モデルのスキルアップ科目では専攻をまたいでプラスαの実践力を磨き、応用力・専門知識を備えた総合力を身につけます。

各履修モデルは こちら

経済学科の学び
学生VOICE
鈴木 叶大
教師になる夢に向けて、経済学の学びを深める

鈴木 叶大

経済学科 3年熊本県/第二高等学校出身

「社会科の教師になりたい」という夢を持っています。しかし、経済分野に苦手意識を持っていたことから、苦手を克服し生徒に正確に教えられるようになりたいと考えて、経済学科に入学しました。本学は先生方が親しみやすく、安心して学べる環境です。授業は身近な話題や社会問題を題材にしたものが多く、経済学の面白さを感じながら学びを深めることができると感じています。経済学についてより深い知識を身につけて、指導力を高めるための実践的な力を養い、生徒に寄り添える教師をめざして、努力を重ねていきたいです。

卒業生MESSAGE
潮濱 亮貴
講義をとおして、地元へ貢献したい思いが高まった

潮濱 亮貴

経済学科 (2025年3月卒業)熊本県/八代高等学校出身
就職先農林中央金庫

地元・熊本で経済を学ぶこと、そして金融業界か公務員への就職を希望していたので、それらをめざせる環境が整っている経済学科に魅力を感じました。「経済」をとおしてさまざまな考えや視点を学ぶなかで、特に農業政策に深く興味を持ちました。また、講義をとおして、経済の基盤となる金銭面から経済の発展に貢献したいと思い、農林中央金庫を志望。講義の内容や演習での研究が、内定への大きな強みになったと思います。地元のため、そして第一次産業のために貢献できるような存在になりたいです。

カリキュラム
カリキュラム
カリキュラム
教養系科目
幅広い「教養」を体系的に身につける
ディプロマ・ポリシーに沿った「教養教育」

学部教育での高度な「専門」知識はもちろん、幅広い「教養」を体系的に修得することで、多様な人々と協力しながら地域や世界の課題に取り組むことができる人材を育成しています。「卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)」に沿った教養教育は、知的応用能力だけでなく「総合力」で社会を動かす力を生み出し続けています。

※これは2025年度版です。2026年度版は変更になる可能性があります。
※上記のカリキュラムツリーは主に全学部共通で開講されている科目を示しています。学科や学年によっては開講されていない場合や科目名称が異なる場合があります。

(2025年度入学生適用)●必修 ◎選択必修 ◯選択
このほか、放送大学・熊本大学・熊本県立大学との単位互換科目や、教職課程に関する科目などがあります。

PICK UP!
マクロ経済学入門I

GDP(国内総生産)や消費者物価指数といった国や地域の単位で集計された経済変数について学びます。また、家計・企業・政府の経済活動とGDPの関係を理解します。

PICK UP!
経済データ分析

経済現象を数量的に分析するためには、経済学の理論とともに統計学の知識が必要不可欠です。統計学の基本的な考え方(推定、検定)をさまざまな例題をもとに詳しく解説します。

PICK UP!
国際フィールドワーク

海外でインターン実習、調査、ボランティア活動などを⾏います。現地実務者による講話・講義もあり、大学で学んだ専門知識を実践的に応用する力を身につけます。

大学院生×先生師弟対談
講義で聞けない「経済学科」の学びについて
日常で不安に思うアレコレを思い切って聞いてみました
杉本 尚哉
大学院生

杉本 尚哉

経済学科 2025年3月卒業
商学・経済学研究科 修士課程1年

長崎県/佐世保実業高等学校出身

米田 耕士
准教授

米田 耕士

〈専門分野〉

労働経済学

杉本

社会科の教員をめざして経済学科に進学しましたが、大学で学ぶなかで経済学の面白さを知る日々です。

米田

例えば、この春のゼミ卒業生の方には、教育・医療・人口・農業・交通・スポーツなど、さまざまな分野の問題について分析を行っていただきました。身近な問題を扱うとともに、その分析対象が広範囲に及ぶ点は、経済学の魅力のひとつです。

杉本

私は労働市場のしくみを経済学的視点で学ぶ「労働経済論」に強く関心を持ちました。賃金に影響を与える要因や失業の発生など、私たちに関わることを経済学として学べて、大きな発見でした。

米田

現実の複雑な事象をひとつずつ解きほぐし、論理的に分析できることも、経済学の分析手法の魅力ですね。

杉本

先生が持つクマガク生の印象はなんですか?

米田

将来の進路について明確な目標を持ち、学業に真剣に取り組む学生が多い印象です。目標を持つ学生は、資格取得や就職試験のための勉強に励むだけでなく、一つひとつの授業にも意欲的に取り組んでいるように感じています。

杉本

教育センターでの学習支援も充実しているし、クマガクは学ぶ環境として恵まれていると思っています。

米田

そうですね。大学教員としても、研究に取り組むための環境が整備されている大学なんですよ。また、本学には学会で重要な役職に就かれている先生方もおられます。

杉本

就職支援も手厚いイメージです。

米田

杉本さんは大学院へ進学されていますね。

杉本

はい。学部時代から続けている「子どもの学力と親の所得、学歴の影響について」の研究に取り組んでいます。その後は中学校教諭をめざしているので、教員試験に向けた勉強も頑張っています。

米田

大学院では、ぜひ経済学の理論と実証の両面から現在の研究課題に取り組んでいただければと思います。大学院での研究経験は、例えば中学校教員として探究学習の指導を行う際などにも、きっと大いに役立つはずです。また、修士課程での学びを通じて研究に興味を持たれた場合は、博士課程に進学し、研究者をめざす道も考えられます。

就職実績
経済学科は「公務員・金融機関」に強い
  • 財務省国税庁(国税専門官)
  • 熊本県(行政)(教育行政)(教員/高校地歴公民)
  • 熊本市(事務職)
  • 熊本県警察
  • 福岡県警察
  • 社会保険診療報酬支払基金
  • 大和ハウス工業(株)
  • イオン九州(株)
  • 日本年金機構
  • (株)鶴屋百貨店
  • (一社)熊本市医師会
  • (株)肥後銀行
  • (株)熊本銀行
  • (株)宮崎太陽銀行
  • 熊本信用金庫
  • 熊本第一信用金庫
  • 大熊本証券(株)
  • (株)KIS

※ 過去3カ年の実績より一部抜粋。

資格取得等
ビジネスシーンで即戦力となる金融・情報系の資格のほか、就職に役立つTOEIC®受験もしっかりサポート。
取得できる免許・資格
  • 高等学校教諭一種免許状(地理歴史・公民)
  • 中学校教諭一種免許状(社会)
  • 司書
  • 司書教諭 ほか
取得や受験を支援している資格・検定
  • TOEIC®
  • ファイナンシャル・プランニング技能検定
  • 証券アナリスト
  • 経済学検定試験(ERE)
  • 基本情報技術者試験
  • 情報セキュリティマネジメント