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第二部 社会福祉学科

社会福祉学部 第二部

社会福祉学科

学生数:70名(男子61%|女子39%)教員数:4名

学生数:70名(男子61%|女子39%)教員数:4名

多様な年代・経歴の人がともに学ぶ夜間部。将来を見据えたキャリアアップを確実に実現します

第二社会福祉学科の強み
学士(社会福祉学)に加え
資格取得がキャリアを後押し

夜間の時間帯を利用して社会福祉を学ぶことができる全国でも数少ない特色ある学科です。大学で福祉を学んだ証である学士(社会福祉学)を取得でき、社会福祉業務に携わる専門職の証「社会福祉士」の受験資格、スクールソーシャルワーカーなどの資格取得が可能。キャリアアップが図れます。

実践と理論を
フィードバックしながら学ぶ

アルバイト、フルタイムを問わず、多くの学生が昼間働きながら通学しています。学んだことを社会で確かめ、社会で疑問に思ったことを大学で調べること、自分に引きつけて学ぶことで、学ぶ目的が一層はっきりしてきます。社会との接点を保ちながら、学ぶことの楽しさを味わってください。

多様な出会いのある
生きた学び

第二部には、高校を卒業してすぐ入学する学生、新たに福祉分野の資格取得をめざす転職希望者、医療・福祉分野の経験者など多様な人が集まります。さまざまな年代・経験をもつ新たな仲間に出会い、共感し、刺激し合いながら切磋琢磨して学ぶ、生きた学習の場が特長です。

第二部社会福祉学科の学び
学生VOICE
吉永 充希
仕事をしながら社会福祉士をめざせる環境

吉永 充希

第二部社会福祉学科 2年熊本県/熊本工業高等学校出身

日中は働きながら、社会福祉活動について学ぶことができ、資格取得をめざせる点に惹かれて本学科を志望しました。幅広い年齢の学生がいるため考えの幅が広がり、学生生活をサポートする体制や最新の施設も充実しているので、落ち着いて楽しく学べる環境です。社会福祉と聞くと病院や施設で働くイメージでしたが、学びを深めるにつれ、実は身近な問題にも深く関わり、自分自身も助けられていることを知りました。社会福祉士の国家資格を取得できたら、人を支えていく仕事に関わることができるようになりたいと思っています。

卒業生MESSAGE
長嶺 佳子
困りごとを抱える人の力になりたい

長嶺 佳子

第二部社会福祉学科 (2025年3月卒業)熊本県/くまもと清陵高等学校出身
就職先独立行政法人 高齢・障害・求職者雇用支援機構(JEED)

他大学に在学していましたが、コロナ禍を機に「困りごとを抱えている人の力になりたい」と、働きながら学べる本学科への入学を決めました。社会福祉士の資格取得をめざすなかで、障害の有無に関わらず働きやすい社会に変えたいという思いを持ち、JEEDを志望。その際、ソーシャルワーク実習での経験が大きくいきたと思います。就職後は大学で多くの分野を学習した経験をいかして、多角的な視点を持ち、相手の立場に立ちながら、利用者一人ひとりに寄り添った就労支援を行いたいです。

カリキュラム
カリキュラム
教養系科目
幅広い「教養」を体系的に身につける
ディプロマ・ポリシーに沿った「教養教育」

学部教育での高度な「専門」知識はもちろん、幅広い「教養」を体系的に修得することで、多様な人々と協力しながら地域や世界の課題に取り組むことができる人材を育成しています。「卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)」に沿った教養教育は、知的応用能力だけでなく「総合力」で社会を動かす力を生み出し続けています。

※これは2025年度版です。2026年度版は変更になる可能性があります。
※上記のカリキュラムツリーは主に全学部共通で開講されている科目を示しています。学科や学年によっては開講されていない場合や科目名称が異なる場合があります。

(2025年度入学生適用)●必修 ◎選択必修 ◯選択
このほか、 放送大学・熊本大学・熊本県立大学との単位互換科目や、 教職課程に関する科目などがあります。

PICK UP!
社会福祉入門

社会福祉の基礎となる内容を理解し、生活のなかにある課題を捉える視点を持つことで、地域のさまざまな課題を見つめ、援助者としてどのような支援や課題解決の方法があるかを考えます。

PICK UP!
ソーシャルワーク方法論Ⅰ・Ⅱ

生態学・システム論を踏まえて人と環境の交互作用を理論的におさえ、相談援助対象者の実践モデルを理解していきます。テキスト・資料を自分なりにまとめるため、理解が深まります。

PICK UP!
社会福祉法制

社会福祉法制の「総論」を扱います。最初は医療保障の文献をみんなで読み、法律の用語・議論に慣れることからはじめ、医療や社会福祉の法律についての学びを深めていきます。

ゼミテーマ
  • 橋本ゼミ障害者差別に関する問題等をとおして、社会のあり様と生きづらさの関係について考える
  • 矢野ゼミ「平等の歴史」という視点から、現代日本における人権課題について分析・検証する

※年度により変更になる場合があります。

現役ゼミ生×先生師弟対談
講義で聞けない「第二部社会福祉学科」の学びについて
日常で不安に思うアレコレを思い切って聞いてみました
板井 清香
現役ゼミ生

板井 清香

第二部社会福祉学科 4年

熊本県/熊本農業高等学校出身

髙倉 統一
教授

髙倉 統一

〈専門分野〉

社会保障法

板井

私は転職し福祉の仕事に初めて就いたことをきっかけに、自分の福祉に対する考え方を確立する必要性を強く感じ、夜間で学べる本学への入学を決意しました。現代の学生にとって大学教育の価値をどのように見出すべきだと思われますか。

髙倉

大学教育の価値のひとつは、本質と些末なことをかぎ分ける力を得ることだと思っています。また、大学は二度入るところ、ともいえます。いったん社会に出て、鋭い問題意識をもって学ぶことは重要なことだと思います。

板井

そうですね。私も一度、福祉の現場に出たときは、衝撃を受け続ける日々でした。相手に対する言葉のかけ方や接し方、制度のあり方について考えるようになりました。その課題感を持って学んでいるので、より実感を持って知識を身につけられていると思います。

髙倉

板井さんの学修への積極性は私に伝わってきます。この前は社会福祉法制・社会保障論合同の集中授業に加え、夕方からの懇親会の幹事を引き受けていただきました。成功は板井さんのおかげです。

板井

学科の学びのなかで特に興味深く感じたのは、社会福祉調査の授業です。アンケートや調査は私たちの日常生活に密接に関わっており、この授業を通じて調査手法やデータ分析の重要性を実感することができました。質問紙の作成ひとつとっても、明瞭かつ簡潔な文章表現を使う、専門用語や略語を避ける、誘導質問を避けるなど、多くのポイントに気を配っている点も興味深く感じました。

髙倉

学生を指導するにあたり、学生が授業を通じて自己実現できるよう導くことを大事にしています。

板井

先生との距離が近く、いつでも質問しやすい環境が整っているのがありがたいです。年齢層も幅があり、社会人経験のある学生との交流を通じて幅広い考え方も学べます。ここで学んだ福祉に対する考え方を自分なりに整理し、より質の高いケアを提供できるようになりたいです。

髙倉

私の講義は、広い視点からものを考えることができるよう構成していますので、この学修環境を大いに活用していただきたいです。そしてぜひ、それを現場でもいかしてください。

就職実績
第二部社会福祉学科は「医療・福祉分野」に強い
  • 鹿児島地方法務局
  • (独)高齢・障害・求職者雇用支援機構
  • (一社)菊池郡市医師会 菊池郡市医師会立病院
  • 日本赤十字社大分県支部
  • (医)住友別子病院
  • (福)藤崎台童園
  • (一社)あゆみ
  • (特非)熊本県難病支援ネットワーク
  • (株)ケイスター
  • (株)熊本銀行
  • 熊本中央信用金庫
  • 熊本製粉(株)
  • ニプロ(株)
  • (株)永井製作所
  • (株)南星機械
  • (株)NTTフィールドテクノ
  • フジクス九州(株)
  • JAPAN HOME WAND(株)

※ 過去3カ年の実績より一部抜粋。

資格取得等
社会福祉士の国家試験受験資格や
スクールソーシャルワーカーの認定課程修了証明申請資格が取得できます。
取得できる免許・資格
  • 社会福祉士(国家試験受験資格)
  • スクールソーシャルワーカー
    (認定課程修了証明申請資格)
  • 社会福祉主事(任用資格) ほか

※ 編入学・転入学希望者のうち、資格取得をお考えの方は、受験前に必ずご相談ください。