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子ども家庭福祉学科・山西ゼミが学童保育でクリスマス会を開催
2019.12.13
子ども家庭福祉学科・山西裕美教授のゼミ生14名が12月7日(土)、上益城郡の嘉島西小学校内にある学童保育「おおくすクラブ」を訪れ、クリスマス会を開催しました。
「学童期の子どもと子育て家庭に対する地域支援」をテーマに活動する同ゼミでは、子どもや学童保育に関わる職員・地域の人々との交流を通じて、その現状や社会背景を理解することを目的にフィールドワークを行っています。このクリスマス会は、地域で複数の学童保育や小規模保育、子育て支援を行う「NPOこどもサポート・みんなのおうち」の協力を得て実施するもので、今年で11回目。今回は約2カ月間をかけてクリスマスリース作り、ビンゴゲーム、外あそびなど、さまざまな催しを準備してきました。
学生がサンタクロースやトナカイに扮してクリスマス会が始まると、次々と繰り広げられるプログラムに、夢中で楽しむ子どもたちの姿が。終始、明るく元気な声が教室や運動場に響き渡りました。子どもたちからは、「きょうはわたしたちのためにきてくれてありがとう」といったお礼の言葉とクリスマスの絵が描かれたカードが学生に手渡されました。
ゼミ生の益田愛海さん(3年)は「参加してくれた約30人の子どもたちは、年齢や性格によって行動や感情の表し方が違うため、一人ひとりがどう感じているかを汲み取って接するようにしました。心から楽しんでくれている様子が嬉しかったです」と話しました。
山西裕美教授は「幼稚園教諭や保育士をめざす学生たちにとって、学童期までに望まれる発達や子育て環境を知ったうえで、乳幼児期に何ができるかを考えることが大切。時代や地域性によって、学童保育のあり方やニーズも変化してきている。現場での経験を今後の学びにいかしてほしい」と振り返りました。