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「子ども家庭福祉入門」で託麻原校区の『お散歩マップ』を制作
2019.12.19
12月18日(水)、子ども家庭福祉学科「子ども家庭福祉入門」(担当:山西裕美教授、出川聖尚子教授、宮里六郎教授)の授業で、託麻原校区の『お散歩マップ』を披露する発表会が1411教室で開催されました。
「子ども家庭福祉入門」の授業では、社会福祉学部1年次専門教育導入プログラムの一環で「地域で子育てを支える」をテーマに敬愛幼稚園での子どもとの触れ合い体験と併せて早期現場体験学修をしています。11月初めから託麻原校区の公園や施設を中心に、約80名の学生が20グループに分かれて子育て中の親子の視点になって地域の子育て環境を実際に自分たちで歩いて見て回る計3回のフィールドワークを通して、子育て中のお母さんと子どもに向けた『お散歩マップ(公園編)』を作成しました。
発表では、「公園までの歩道が狭く、子どもを連れて歩きづらい」「公園の中に街灯が少ない」など子育てをする地域として気になる点についての意見が出る一方で、「遊具が充実している公園が多い」「公園の近くに駅やパン屋があるため利用しやすい」といったプラス面の意見も聞かれました。また、公園、学校、病院などを色分けし、分かりやすく工夫したり、イラストを入れて子どもがワクワクするようなカラフルなマップにするなど、子育て家庭や子どもの目線に立って作成したことが各班から述べられました。
フィールドワークとマップ制作を通して、「託麻原校区に公園の数が約20あると聞いて多いと思っていたが、実際歩いてみると赤ちゃん連れでは遠いと感じた」という感想や「自分が住んでいる町のマップも作ってみたい」といった次の学びへの意欲も聞かれました。作成したマップは、今後地域の幼稚園や保育園に配布し、保護者の方に活用してもらう予定です。
敬愛幼稚園での子どもとのふれあい体験の様子はこちら