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ライフ・ウェルネス学科『スポーツマネジメント』でロアッソ熊本関係者がオンライン講義
2021.06.04
5月31日(月)、ライフ・ウェルネス学科の『スポーツマネジメント』(担当:角田幸太郎教授)の授業で、株式会社アスリートクラブが運営するプロサッカーチーム「ロアッソ熊本」のトップチームトレーナーを務める竹内修太氏と営業部の山内慧氏が「プロスポーツクラブでの仕事― フロントスタッフ、トレーナー ―」をテーマに講演しました。
『スポーツマネジメント』は、今年度から開講された科目で、事業としてスポーツを取り扱う組織の事例をもとに、スポーツマネジメントの基礎を学修します。講師を務める角田教授は、大学院会計専門職研究科の所属ですが、イギリスのプロサッカークラブの経営事例を研究し、書籍化した経歴を持っています。
講義で竹内氏はプロサッカー選手のフィジカル面でのサポート体制に触れ、「選手が怪我をしたときの応急処置はもちろん、その後のリハビリでは医科学の視点で考察して対処することを大事にしている。昨シーズンはコロナの影響を受けて、過密スケジュールでの試合だったので、選手のフィジカルケアに注力した」と昨シーズンの活動を振り返りながら話しました。
山内氏はロアッソ熊本の理念やクラブビジョン、企業とのパートナーシップ契約締結までの段階などを説明したうえで、「クラブ運営には資金も必要。数値目標を設定して、各企業には理論的に説明しながらも、私たちの想いを伝えるようにしている。今後もサッカーの競技成績だけでなく、クラブとしての価値を届け、応援していただいている方々に元気を届けていきたい」と語りました。
講義終了後、「選手が怪我したときのモチベーションの維持の仕方は?」など、参加した学生から積極的に質問が寄せられました。参加した池田渓人さん(3年)は「私も自転車競技をやっていて、リハビリの仕方など競技生活にいかせそうだと感じた。普段はなかなか聞くことのできないクラブ運営の話も聞くことができ、貴重な経験をすることができた」と話しました。