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本学の学生が熊本西高校「総合的な探究の時間」中間発表会で高校生をサポート
2024.12.04
11月12日(火)、熊本県立熊本西高校の「総合的な探究の時間」中間発表会に本学の学生と英米学科教員(田中晶子助教、木下祥一講師)が参加し、高校生に向けたアドバイスを行いました。これは、国際分野における同校と英米学科の高大連携の一環で、今年度より田中助教(専門:英語教育学、応用言語学)が、同校の2年生に春学期は「質的研究」と「量的研究」における調査方法、秋学期には「調査結果の処理方法とまとめ方」に関する講義を実施。それを受け、「総合的な探究の時間」で生徒たちは各自が設定したテーマで、5月から探究を進め、この日の中間発表会に臨みました。発表会には、英米学科1年生4名のほか、教職課程のリーガルエコノミクス学科および福祉環境学科の3年生も参加しました。
生徒たちは同校の体育館で、56の探究テーマに関するポスター発表を行いました。本学の学生たちは各発表に真剣に耳を傾け、調査対象や、グラフなどのデータをより効果的に可視化する工夫、声の大きさといったプレゼンテーションスキルについて積極的に助言。田中助教も研究者の視点から生徒たちにアドバイスを送りました。生徒たちは「熊本県内を対象とした国際意識の探究について、台湾の方の意識も調べるとよいとのアドバイスがとても参考になった」などの意見が寄せられ、探究意欲の向上につながりました。
参加した英米学科1年の奥村亘胤さん、加賀見陸さん、古閑佑哉さん、古川恭世さんは「高校生たちが直接外国の方に英語でインタビューするなど、内容に信憑性があると感じた。発表の場では多くの高校生が真剣に耳を傾けている姿が印象的だった。また、高校生たちが工夫を凝らしてデータをグラフ化している点など、よく頑張っていると感じた。人前で発表することに緊張や恥ずかしさもあるかもしれないが、堂々と自分の意見を伝えられるとさらに良くなると思った」と感想を語りました。
今後、学生たちの感想をまとめて同校にフィードバックし、高校生たちは各自の探究活動を進め、3月までに成果をスライドにまとめる予定です。