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大洋デパート火災裁判資料贈呈式・記念シンポジウムが開催されました
2024.12.17
12月7日(土)熊本学園大学付属図書館AVホールにて、大洋デパート火災裁判資料贈呈式・記念シンポジウムが開催されました。これは、公益財団法人末延財団比較法・外国法研究プロジェクトより助成を受け、「裁判資料による記憶の継承」の意義を再考することを目的として開催されたもの。
贈呈式では、松本津紀雄弁護士より「大洋デパート火災から50年の月日がながれ、大洋デパート火災裁判資料を個人で保管することが難しくなり、、縁あって熊本学園大学付属図書館に保管いただくことになりました。弁護団の血と汗の結晶でもある裁判資料を後世に残すことができ、熊本学園大学には感謝しております。災害や火災の防止に是非活用していただきたい」と挨拶がありました。
また、目黒理事長より、「大変貴重な資料を贈呈いただき誠にありがとうございます。大洋デパート火災裁判資料を本学図書館で大切に保管させていただきます」と謝辞が述べられ、その後、松本弁護士より目黒理事長に、寄贈資料の目録および当時の裁判記録が残るカセットテープの贈呈が行われました。
最後に、司会を務めた社会福学部の森口千弘准教授が「あらためて貴重な資料を贈呈いただいた松本津紀雄氏に御礼申し上げます。大洋デパート火災の記憶を風化させることのないよう大切に活用させていただきます。これらの資料の意義も、今後アーカイブして残すことにより益々重要になっていくと思います」と述べ、贈呈式は終了しました。
その後、「裁判資料による記憶の継承」と題し、松本津紀雄氏(弁護士)、嘉多山宗氏(弁護士・創価大学教授)、矢野治世美本学社会福祉学部准教授、岡田順太氏(獨協大学教授)の4名による、記念講演が行われました。