2024年能登豪雨災害のボランティアに本学学生が参加しました

学生の活躍

2025.01.22

 12月25日(水)から28日(土)にかけて、本学の学生3名(第一部社会福祉学科1名、福祉環境学科1名、子ども家庭福祉学科1名)と第一部社会福祉学部の黒木邦弘教授(専門:ソーシャルワーク方法論)が2024年能登豪雨災害のボランティアに参加しました。これは、昨年10月、11月の被災地支援活動に続く第3弾で、今回は全国から集まった13名の大学生ボランティアとともに、認知症グループホームの事業再開を支援しました。この取り組みは、「D-WAS」(Disaster Welfare Assistance Students)と呼ばれ、一般社団法人日本ソーシャルワーク教育学校連盟が企画・実施しています。

 この活動に参加した福祉環境学科4年の中井あめりさんは、「DWAS-JAPAN 能登半島コミュニティサポートワークキャンプを通して、一つひとつの活動から幅広い知見を得ることができたとともに、能登半島に対する想いがさらに強くなりました。活動前の私は『能登半島地震』と聞いても、遠く離れた地で起きた出来事のように捉えていました。地震直後の数ヶ月はテレビやスマートフォンで被災地の情報を得ていましたが、日々の社会の変化とともに、被災地の実態や現状が薄れつつありました。そんななか、大学の友人がこのワークキャンプを通じてボランティアで支援しているという話を聞き、刺激を受けことがきっかけで、今回初めて参加しました。各地から集った仲間と活動するなかで、自分自身で考え行動することでやりがいを感じることができました。それと同時に、能登地震や豪雨災害で受けた甚大な被害を目の当たりにすることで復旧・復興への険しい道のりを実感しました。また、被災者と出会い、話を伺うことで生活の再建をこれほどまでに待ち望んでいる方々がいるということを忘れてはならないと思いました。このような貴重な経験ができたからこそ、体得した知見や学びをまずは友人や家族に伝えていきたいです。そして、能登地震・豪雨災害で被災した方々の気持ちを忘れずに、今後の生活に繋げていきたいです」と感想を述べました。

降雪の中での活動

認知症グループホームの事業再開を支援①

認知症グループホームの事業再開を支援②

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