「キッズスポーツ指導法実習」で付属敬愛幼稚園の園児にスポーツ指導

学び

2025.01.28

 1月10日(金)、ライフ・ウェルネス学科の「キッズスポーツ指導法実習」(担当:藤塚千秋教授)で、付属敬愛幼稚園の園児たちを対象とした体操教室を実施しました。この授業では、幼児期から小学校低学年の子どもたちに適した運動遊びやスポーツの意義を学ぶことを目的に、日用品を使った素材遊びや、ボールなどを活用した小型遊具の遊び、マット・跳び箱を使った大型遊具の遊び、さらには自然と触れ合う遊びなど、多彩な活動を通じて、運動技能や運動能力を養うための指導方法を学んでいます。

 当日は、年中クラスの園児22名が参加。学生たちは3班に分かれ、総合体育館に「遊園地」と称したサーキットコースを設置しました。学生たちは園児の年齢や運動発達を考慮したコースを設計。コース設計の際は、学外講師として本学商学部経営学科卒業生でトヨダ体操教室代表取締役の豊田隆志氏と、同社所属でライフ・ウェルネス学科1期生の木村暁仁氏からのアドバイスを参考にしました。

 園児たちは、学生たちのお手本を見ながらコースに挑戦し、安全を見守る学生たちの丁寧な指導を受けながら楽しく取り組みました。参加した学生は、「幼児の発達段階に応じたコース作りや指導が重要だと学びました。同じ遊具でも、子どもによって『できる』ことや『できない』ことが異なるため、それぞれに合わせた声掛けや支援の工夫が必要だと実感しました」と感想を述べました。

 学生たちは、理論と実践を通じて、幼児の運動能力や健康的な習慣を育むための指導スキルを学び、発育・発達に応じた運動遊びや適切なスポーツ指導の知識を深めていきます。

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