HOME
- 学部・大学院
- 社会福祉学部
- 社会福祉学部ニュース
- 子ども家庭福祉学科の学生が演劇公演を行いました
子ども家庭福祉学科の学生が演劇公演を行いました
2025.10.09
子ども家庭福祉学科3年生31名が、幼稚園や保育園、子ども園を訪問し、演劇公演を行いました。これは、栗原武志准教授(専門:体育科教育学)が担当する授業「保育表現実践」の一環で、保育・教育における表現活動および支援方法について、地域の子どもたちとの交流をとおして実践的に学び、保育者・教育者としての力量形成を育むことを目的に行うもの。
学生たちは「どんぐりチーム(どんぐりむらのぼうしやさん/9名)」「カプリコチーム(おおきなかぶ/10名)」「ピーチチーム(ももたろう/11名)」の3チームに分かれ、7月の1カ月間をかけて計6園を訪問。1学期を元気に頑張った子どもたちに向けて、楽しい劇を披露しました。
劇企画長の上野真鳥さんは「どうしたら子どもに楽しんでもらえるかを第一に考え準備を進めました。道具の安全性や演劇の時間配分など、保育現場では当たり前に配慮すべき点を大前提に試行錯誤を繰り返し、自己満足で終わらないよう全力を尽くしました。構想から広報まで一から経験できたことは、実習や座学とは違う学びを得る機会となり、充実感で満ちています。受け入れてくださった保育園や保護者の皆さま、そして一緒に楽しんでくれた子どもたちに心から感謝しています」と振り返りました。
また、劇副企画長の松﨑陽向さんは「子どもたちが目を輝かせながら舞台に集中してくれる姿が印象的でした。初めての演劇公演で緊張しましたが、子どもたちの反応に支えられて安心して挑むことができました。役割分担や意見調整を通じて、一人ひとりの力が合わさり一つの作品が完成することを実感しました。現場の先生方からも温かい言葉をいただき、保育における表現活動の大切さを学ぶことができました。この経験を今後の学びや保育実習にいかしていきたいです」と話しました。
今回の演劇公演にご協力いただいた熊本市愛光幼児園、合志市杉並台幼稚園、合志市合志こども園、宇城市白梅幼稚園、熊本市五丁こども園、熊本市立城東保育園の皆さまに、心より感謝申し上げます。また、ご依頼をいただきながらも日程の都合で伺えなかった園の皆さまには、次回お会いできることを楽しみにしております。