熊本県トラック協会青年部正副部会長によるゲスト講義
2024.08.06
7月9日(火)、伊津野範博商学部教授(専門:交通論)の「地域と交通」の授業で、熊本県トラック協会の「物流出前授業」が行われました。これは、交通における授業の一環として、少子高齢化などにより深刻化する若年ドライバーの減少や、労働力不足の問題に対応するため、国内輸送の約9割を担うトラック運送業界の重要性に対する理解促進と、次世代を担う優秀な若年労働者の育成を目的に行ったもの。
講義は、青年部継運会の住永富司部会長(熊本交通運輸株式会社代表取締役社長)と堀内貴央副部会長(株式会社白馬物流代表取締役社長)、佐藤健太副部会長(株式会社サトウロジック取締役営業部長)の3名が、プロジェクターを用いて物流の仕組みや運送業界の社会的役割とその重要性についてわかりやすく説明。講義の最後には、経営者として事業運営をしていくうえで大切にしていることや、働きやすい環境づくりのために実施していること、福利厚生等について、三者が自社の取り組みを説明し、出席した学生たちは、時折うなずきながらメモを取るなど熱心に受講していました。
講義後に実施したアンケートでは、「福利厚生や家族の安定した生活のために、受営者の皆様が考え、働かれている姿にとても魅力を感じた」、「物流業のイメージが大きく変わった。思っていたよりも私たちの近くにあって、生活に欠かせないものを運んでいて、それがあるからこそ自分たちの生活があると知ることができた」、「トラック運送業界の話を身近に聞けると思っていなかったので、どんな人に魅力的な職業で、どんな働き方で、どんな福利厚生があるのかなど細かく教えていただけてありがたかった。今まで職業選択の候補に入れたことがなかったので候補の一つになったと感じた」といった感想がありました。