令和6年度クマガク地域リーダー育成プログラムキックオフイベントを開催しました

学生の活躍

2024.09.18

 9月1日(土)、「新1号館 みらい」121教室において、令和6年度「クマガク地域リーダー育成プログラム」キックオフイベントが開催されました。これは、平成28年度にスタートした産学連携による課題解決型学習などを通して、地域や企業から高い評価を受けてきた「地域中核人材育成プログラム」を刷新したもの。令和6年4月から、学部の専門科目も含めたリーダーシップ養成を中心とした科目群を履修する機会を新たに提供し、地域の課題に対して、仲間とともに解決に向かって挑戦するリーダーを育成する、学部学科を超えた全学のプログラムで、この日キックオフを迎えました。

 開会の挨拶で、林裕学長は、「会社には4つの『ジンザイ』があるといわれています、1つめは人に罪と書く『人罪』、2つめは人に在ると書いた『人在』、3つめが皆さんがよく知っている『人材』、4つめは、人に財(たから)と書いて『人財』です。まさしく、私たちがめざしているのはこの会社の宝になる『人財』です。ぜひ、ここにいる皆さんがこのプログラムを通して学び、それぞれの進路で、組織の宝となる『人財』になっていただきたいと思います。ぜひ、頑張ってください」と激励しました。 

 卒業生講話では、地域中核人材育成プログラム一期生の濵﨑陽さん(株式会社リクルート)が、「このプログラムでは、課題解決型の学習やビジネススキルを身につける授業があり、これらのカリキュラム受講で自然と身についたスキルは、働くうえで現在にいきている。これは、普通の4年間の学生生活を送っているだけでは習得できなかったと思う。こうした価値を掴めると思って、有効な時間を過ごして欲しい」と話しました。

 後半では、6つのグループに分かれて交流会を実施。卒業生と地域中核の在学生がファシリテーターとして各グループに参加し、簡単な自己紹介からスタート。自己紹介で聞いた共通の特徴や趣味などからグループ名を決め、壇上で発表しました。各メンバーの人柄を理解して交流会は盛り上がり、あっという間の時間が過ぎました。グループワーク終了後、「リーダーシップ育成プログラム」(秋学期開講)授業担当の草野幸栄子先生より講義を受けるにあたっての心構えと準備しておくことについて説明がなされました。さらに「ここにいるプログラム生の皆さんは、高い志を持って参加していると思います。なりたい自分に向かって、このプログラムでの学びをどういかしていくか、変化の激しい時代に対応できる社会人になるために、しっかり自分自身と向き合って欲しい」とエールが送られました。

 プログラム生の辻真美佳さん(リーガルエコノミクス学科1年)は、「このプログラムについてより理解を深めることができたので参加してよかった。これから仲間が増えていくと思うので、自分自身の成長も楽しみです」と期待をこめて話し、田島栄人さん(商学科1年)は、「人前で話すのが得意ではなかったが、このプログラムで学んでスキルを習得したい」と感想を話しました。

 閉会の挨拶で、金栄緑副学長は、「本日のキックオフはサッカーに例えて言うと、最初にボールを蹴る=これから始まるということです。皆さんが卒業するまでにこのプログラムに入ってよかったと思えるように目標を実現していただきたい」と会を締めくくりました。

 

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