令和7年度学部間交換留学生(ドイツ派遣)の奨励金授与式が行われました
2025.03.12
令和7年3月4日(火)、社会福祉学部長室にて、令和7年度学部間交換留学生(ドイツ派遣)の奨励金授与式が行われました。この派遣は、社会福祉学部とドイツ・ハインリッヒ・ハイネ大学人文学部との学部間交流協定にもとづくもので、令和7年度には、社会福祉学科2年の永留連太朗さんが、令和7年4月から約11カ月間派遣されます。
授与式では、高林秀明社会福祉学部長が、「ドイツでは、福祉の公共性が高く多様性を受容している。そうした点にも着目しながら、さまざまなことを通じて見識を深めてきてほしい」と激励の言葉を送りました。
永留さんは、「春学期に受講したウェルビーイング学で、ドイツが福祉先進国であることを学び、ドイツ留学を志すようになりました。自分自身が車椅子ユーザーで、障害のある当事者であることから、当事者ならではの視点で、日本とドイツの福祉の違いを経験し、学んでいきたいと思います。そして、熊本は東京や福岡などの大都市圏に比べて、福祉面で遅れている部分が多いと感じています。ドイツでの経験を将来、熊本の福祉に還元できるように頑張りたいと思います」と抱負を述べました。